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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

当別・No.1の川にひとりぼっち・前篇

小雨降る、ある日の夕方。

ワタクシは、当別川支流「No.1の川」のほとりにたたずんでいました。
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新第三紀・中新世・須部都(すべつ)層(?)
ここの泥岩層からは、ボロボロに風化した二枚貝の化石が産出します。
その殆どが2〜3mm程度の小さな二枚貝で、稀に覗く大きめサイズでも3cm程。
数は少なくはないですが、いずれも状態が悪く、まともに採取出来たためしがありません。
しかし、謎化石も目にしているので、ワタクシにとっては気になる産地のひとつでした。
けれど、下流の望来層ならまだしも、この場所にRyoを連れてくるのは気が引け、
Ryoの出張中に一人でやってきたのです。

2年前の写真

このタイプが一番産出します。
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ソデガイの一種でしょうか?
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ルシノマ?肋しか残っていないので判断に苦しみます。
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一番気になっているのが、この謎化石。
殻の模様が独特なので、すぐに分かりそうなのですが...。
この日は、この貝の完品採取が主眼でした。
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(アップした後...ジーッと見ていましたら、実は大した謎化石じゃない気がしてきました(+∀+;)

いつも以上に水量も少なく、歩き易いです。
モロモロの泥岩層をチゼルハンマーで、ひたすらさらいます…。
化石は出ますが、前述の通り、どれもパッサパサで、持ち帰るまでに粉々になってしまいそうです。

小さな巻貝が出ました。変形していますが、タマガイの一種でしょうか?
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あまりの状態の悪さにゲンナリし、一応、片手一杯分採れたので良しとし、場所を変えました。

この辺りを歩くのは初めてです。河原にはピンネシリや待根山の方から運ばれてきた石ばかり、
化石の入っていそうなノジュールは無い様です。
少し行くと初めて見る質感の露頭が出てきました。
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須部都層下部?大小の礫を含み、ザラッと荒い砂岩質です。
硬さにムラがあり、硬いところと、ポコポコと脆い部分があります。
破片の様な物が無数に含まれているのに気がつきました。
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ワタクシには化石の破片に見えるのですが、断定出来ません。
それでも、気になるので露頭を隈無くじっくりと見てゆきます。

>>>>「当別・No.1の川にひとりぼっち・後篇」につづく
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by motoronron | 2013-07-23 03:07 | 当別 | Comments(2)
Commented by P at 2013-07-24 07:15 x
モトロンさんは、いろんな化石を収集されているみたいですけど、保管場所はどうされているのでしょう。すべてのものをクリーニングされているのでしょうか?すごく気になります。
Commented by もとろとはん at 2013-07-25 11:52 x
Pさん、どっもでーーーす(+∀+)マイドアィーン!!!!
ワタクシたちは化石博愛主義者〜♥ イイカンジの状態やオモシロソーな化石であれば何でも持ち帰っています〜。大部分の保管はいつぞや御紹介しましたプラコンテナにドドドーと積み上げています。チビチーのは100均コンテナです。一部はリビングのメタルラックに置いてありますが、ベテラン様の様にズララーーッとは並べていません。 クリーニングは...(+∀+;)。。。。は。 しやすそうなのと、なんとなく目についたのから少しずつします〜。