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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

モーライのツキガイモドキのはなし

モーライで、シロウリガイやオウナガイほどではありませんが、

割と良く見る貝化石のひとつがツキガイモドキ(ルシノマ)です。

キリリとした板状の肋が美しいです。

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ポピュラーですが、状態の良いものはあまり無いように思います。

ワタクシたちも随分集めましたが、しっかりしたものは希少です。

コンテナの中を見てみましたが、やはり選別した割に大したものがありませんでした。


モーライの貝化石の記事やリストの中では

ムカシオオツキガイモドキと紹介されていますが、正直、本当に一種類なのか疑問に思ったりもします。

変形や破損、個体差で、そう感じるだけなのかもしれません(+∀+;)。


コンテナの中、ひとつ違和感のあるものを見つけました。

当時はツキガイモドキだと思って持ち帰ったのでしょう。

殻長65mm

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いかがでしょうか?膨らみがとても強いです。

お仲間だとは思うですが…別種に見えます。(どーしても写真の右側が切られてしまぅ〜)


ざっと計測してみました。

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もっちりさんは、厚みに対して殻長が1.7倍。

他の1-6番までのツキガイモドキは平均して2.1倍ですから、明らかに厚みがあります。

少々風化しているとは言え、板状の肋が弱く肋間も違うようです。

いろいろ調べてみましたが、断定するまでには至りませんでした。

ぜひ、皆様のお考えやアドバイス等お聞かせください。


ツメタガイなどによって開けられたと思われる穴が、

適当にチョイスした6つのうち4つにありました。

これは結構な確率ではないでしょうか。

穴の開いたキヌタレガイは見たことがありません。

やはり、生活スタイルが大きく違うからなのでしょう。


こちらは、とても重いノジュールの中から出てきました。

この産地のツキガイモドキでは最大サイズだと思います。

殻長約90mm

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by motoronron | 2016-02-09 23:59 | 石狩 | Comments(16)
Commented by コニアシアン at 2016-02-10 07:15 x
おはようございます~
こうした記事は大好きですよ~
確かにもっちりさんは、他のツキガイモドキとは比率が違いますね。
僕はこれを一つも持っていないので、
試すことはできませんが、別種が出てくるといいです。
僕は違う種類に見えました。
他の違いとすれば、
普通のものは、主肋みたいなものがハッキリしていて、
もっちりさんは、細々とした肋が他より多く、主肋があまりハッキリしない様に見えます。
肋の数が違うと思いました。
Commented by じゅりあ at 2016-02-10 08:14 x
私のツキガイモドキはどれも貝殻の筋はハッキリしていません。
なのでなんともコメントのしようが・・・
そして同じくノジュールインなのですが完全にはがせてはいないので厚みもわかりません。
わりとペラッペラ~な印象がありますが・・・。
ムッチリさんは、イセシラガイだったりしてねー。汗
Commented by motoronron at 2016-02-10 10:39
コニアシアンさん、どもようございまよさんさん(+∀+)!!
なーんだか、もー、よくわからないのですよ〜(笑)。
二枚貝についての基礎もなってないですし、経験も浅いので困ります。
また、現生と化石という違いも障壁になります。図鑑に載ってないのも多いです(涙)。
ツキガイモドキ、お持ちじゃないですか?サンプルを差し上げても良いですが、
入手しやすいモーライの化石ですから、ご自分で採取された方がたのしーですよね。
もっちりさん、いまのところ図鑑で「まちがいなくコレ(+∀+)!!」と言えるものがありません。
わかるのは、マルスダレガイ目のツキガイ科だろうということのみ(涙)。

モーライコンテナが多すぎて、すべてを見ることが出来ないでいますが、
こんなにもっちりしたのはこの標本だけだった気がします。
もしかして、整理していて他の産地のが混入してしまったのでは(+∀+;)?
という不安すら湧いてきました。。。
杜撰な管理のワタクシたちなら十分ありえるのがコワイです。
Commented by motoronron at 2016-02-10 10:55
じゅりあさん、どぅもはようございます〜(+∀+)。。。
あの〜...ちゃんと睡眠はとっておられますでしょか〜(汗)??

ツキガイモドキ、多少スレていても、板肋のなごりはわかる様な気がします。
もしかすると違う種類の貝なのかもしれません。いつかみせてくらさいませ。
昨晩、記事を書くにあたって検索していたところ、
じゅりあさんの昨年11月17日の記事のお写真もヒットしました。
最初に出てくる二枚貝はシラトリガイ(マコマ)の一種かな〜と思うました。
ノジュールインだと保存はイイ...はずなのですが、いかんせんクリーニングが難しく困ります。
ごく稀に、素晴らしく天然クリーニングされた化石がありますが、
あれが最も美しく状態が良い様に思うます。

イセシラガイ...宝石の様なお下がりのイメージしかありません(苦笑)
ツキガイモドキのお仲間ですし、確かに似てますよね!! 調べてみます〜(+∀+)!!
おありがとうございます。
Commented by apogon2 at 2016-02-10 14:38 x
タカハシホタテもむっちりさんとペラペラさんがいますよね~。むっちりさんはN田近辺、ペラペラさんはS川、T川近辺と生息域が完全に分かれていると某S会会長さんが力説していました。海水濃度の違い(汽水域に生息していたか否か)等によって形状が変わる?なんて聞いたような聞かなかったような(?_?)。
お持ちのツキガイモドキの比較、厚みはもちろんですが、肋の間隔なども違いますよね~。イノセラの種判別で悩んでいる私の感覚でこのような直感的発言は全く意味を成しませんが種類が違うのでは~と思ったりしているわけです(笑)。
最後のノジュールイン、良い標本ですね~^^。
Commented by アルビアン at 2016-02-10 15:28 x
こんにちは~ 風邪うつりますから、早くコメントしていきますね

最初にラストのは保存もサイズも素晴らしいですね
あの、キヌタレの殻の表面のぼしょぼしょ皮がありますね~素敵です。
厚田地域のツキガイに関しては、このデータと外観を見ますと
なんとなく別種に相当しても良い感じにもおもいました。
北竜の対岸の崖からは、大量にツキガイがやや鉱物化して採集でき
その個体はある程度同じサイズと思います。特に膨らみの強さに関しては
違和感のある個体が存在していないと、また、初山別に関しては
ややふくらみは無くサイズも均等でした。環境などもあるのでしょうし
大変面白い記事にナイスと、ラストのクリーニング後を拝見したいです。
Commented by motoronron at 2016-02-10 18:43
apogon2さん どうもことぢはもちは〜(+∀+)!!
固体変異の大きい種がいるのでしょうね...。
サザエなどは環境でまったくトゲのなかったりするそうで。
もし、化石で出てくると同じ種とは思えないでしょう。
タカハシホタテ、なぜ塩分濃度で殻にその様な変化が出るのか
ワケを超知りたいです。
今回の謎のもっちりさん、やはりapogon2さんも別種にみえますか〜。
解明する日がくると良いのですが...。
Commented by motoronron at 2016-02-10 19:03
アルビアンさん どぅもはへは〜(+∀+)!!
風邪ひきさんなのに、おコメントをおありがとうございまぅ〜。
ぼしょぼしょ皮にお気づきになるとは!お目が高い...さすがはアルビアンさん。
キヌタレさんはまだ残る方ですが、他系のはあまり残らないですよね〜(涙)。

オピラリカの大露頭の下で、たくさんのツキガイモドキやオウナガイや
巻貝、ウニを拾いました。先ほどコンテナの中を確認しましたところ、
ツキガイモドキはどれも同じ種類の様で、今回の様なもっちり系はいませんでした。
当別のものは、まだすべてを割り出していないので、なんとも言えませんが、
みた限り、望来でもポビュラーなものと一緒だと思いました。

ラストのルシノマさん...。ご覧の通り、殻がめちょっと剥がれてカナシー状態です。
このままクリーニングすると、ホークさんから激テコお叱りを受けそうで...(+∀+;)。
Commented by fossil1129 at 2016-02-10 20:22
手をスケール代わりにした手持ち化石画像、ステキです。
でも、もーりんさんのブログかと錯覚しそうですし、私のちっこい手ならもっと大きく見えそうですし!
化石の面白さ、ダイレクトに伝わってきます。
Commented by motoronron at 2016-02-10 21:10
fossil1129さん、どぅももばんはへー(+∀+)!!
重いノジュールのずっしり感を表現するには手持ちがぴったりと思うました。
このお写真は違いますが、化石を手に持って後ろの背景を写すのが好きです。
もともとはRyoさんの採取姿や風景と化石を一枚の写真に収めたくて始めました。
Commented by canis-majoris at 2016-02-10 23:57
 望来産のツキガイモドキ、私もひとつ持っていますが、食痕がありました。
 HPで化石のページを作ろうと思って、過去の画像を探していたら、正体不明の二枚貝の画像があって、もとろんさんの記事を見て、チシマガイだとわかりました^^
Commented by motoronron at 2016-02-11 01:38
canis-majorisさん、おこんばんぬつは(+∀+)!!
コメントありがとうございます。。。
やはり食痕がありましたか。タマガイ系の餌になっていたのですね〜。
今、ワタクシはオウナガイに食痕があるかが気になっています。

おぉっ!! canis-majorisさんでしたら、しっかりとした化石図鑑が出来そうです。
ドシロートのワタクシのブログは参考になりません。
せっかく作るのですから、ぜひ、専門家の方にお尋ねください。
超期待しておりますです〜(+∀+)!!
Commented by canis-majoris at 2016-02-11 09:39
 あぁ・・・写真を貼り付けただけの、単なる観賞用ページになる予定なので、期待しないでください・・・;
 化石はあまりにも知識がないので、HP掲載どうしようかな・・・と思っていたんです;
 でも先日良いモノ(魚の化石)が見つかったので、写真だけでも載せたいなと思ったのでした。
 オウナガイに食痕・・・手持ちのものはなかったです。そういえば見たことないですねぇ。
Commented by motoronron at 2016-02-11 10:52
canis-majorisさん どぅもももはよごぢはよす(+∀+)!!
今頃は海岸を歩いていらはるのでしょか。それとも...激テコお仕事でしょか〜(+∀+;)。
返コメおありがとうございました。先日ゲッチョされたお魚化石はスバラシーでしたね。
やっぱしyukiさんは良いものを見つけちゃうですね〜...とRyoさんとお話ししてました。
オウナガイに食痕、やっぱし見たことないですか....。白瓜系にはあるのですよね。
けっこー似たような生活をしていたと思うのですが。
これまで、あまり気にして無かったので、コンテナの中をちゃんと見直したいと思います。
おありがとうこざまする。
Commented by ZX9-R at 2016-02-11 19:30 x
素晴らしいヨコヤマオですね。サイズがあるのに保存も完璧です。しかも沢ではなく斜面で見つけたんですね。自分なら完全に見逃しそうです。
副産物も沢山入っていたんですね。イナズマ・ハイファントというのが気になります。先日のサントのアナゴさんも素晴らしいです。
最近、なかなか訪問できず申し訳ありませ~ん!
Commented by motoronron at 2016-02-11 21:14
ZX9-Rさん どぅわもですぅ〜(+∀+)!!出張系もちかるさまでした〜。
ヨコヤマオさんは、大好きなのですが、なかなか大きなサイズにあたりません。
やったー(+∀+)オオキイゼヨ!!と思ったら住房だけ事件が多発しておるます。
沢ボタの化石ってあるですよね。いぇいぇZX9-Rさんでしたら、どんな化石だって見逃さないですよ!
イナズマ・ハイファン...絶対にみなさまご存知なのですよ〜。
水泳の時に使う耳栓みたいなギザギザした感じの肋で〜。。。
今、横ぃさんの図鑑チェケラッチョしてみました。
196ページのハイファントセラスsp.サントニアン、だと思います。
この子が断面になるとイナズマ模様に見えるのでした。