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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

モーライのマコマ系のはなし

望来の崖下で、時折ノジュール中から産出するのがマコマ(macoma)の一種。

多産種と言っても良いかと思いますが、ワタクシ、ず~っと、悩んでいます…。


「望来層の産出化石」の各リストでは下の様になっています。


・石狩市の公式ページでは、シラトリガイ属


・地質図説明書「厚田」(S.31刊)では

 Macoma tokyoensis(ゴイサギ)


・地質図説明書「当別」(S.31刊)では

 Macmoma praetexta(オオモモノハナ) Macoma.sp(マコマの一種)


・地質図説明書「石狩」(S.33刊)では

Macoma tokyoensis(ゴイサギ)とM.praetexta(オオモモノハナ)


望来で、ニッコウガイ科の二枚貝は3種類は産出している気がしますが、

その内、小型のがオオモモノハナ(殻長30mm)なのかしらん?


そして、よく見かける、この2つ。これがゴイサギ?

55mm

e0290546_03354193.jpg

たしかにゴイサギと似ているのですが、なんだか超違和感…。

ゴイサギはもっと前縁が直線的でシュッとしたイメージなのです。

望来のマコマはMacoma calcarea(ケショウシラトリガイ)の可能性はないのでしょうか。



そして、この横長のは何者なのですか(+∀+;)。。。全然わかりません。

55mm


今年は、モーライのこういった謎をひとつでも解明出来たらと考えております。

みなさまのお力添えを超期待しております~。。。ほとんど全面的に頼りたいと思っています~。よろぴこです~。








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by motoronron | 2016-02-24 03:51 | 石狩 | Comments(12)
Commented by コニアシアン at 2016-02-24 07:03 x
おはようございます~
うーん…マコマですか。
面白い名前だな~と思ったのが直感です(笑)
僕も同意見です。見比べるとなかなか違いが見つかりませんが、
全体的になんかちがうような?
最後のは本当に横長ですね~
そして、貝の下の部分の描く弧がもっと緩やかです。
僕はなんていったて無力ですので、誰かよろしくお願いします~!
Commented by アルビアン at 2016-02-24 10:37 x
こんにちは~二枚貝の化石となりますと  似ているものも
保存によって違和感が生じたりとありますよね、
オオモモノハは私的には三枚目のやや横に広がったのがそれかなと
思ってしまいます。こうして比較しますと、それぞれ違いが有りますよね
ここに気づく、もとろんさんは素晴らしい見識だと思います。
資料を眺めて違和感がある~解りますね
アンモナイトの本に関しても、種類に違和感のある物もありますよね
もう少し この二枚貝を集めて比較検討は必要だと思いました。
是非、加納さんのご意見もと  白亜紀ではありませんが
Commented by motoronron at 2016-02-24 12:02
コニアシアンさん、どうもこしちはにちは(+∀+)!!!
"まこま"という音の響きがワタクシたちも好きで、
昔から和名で呼ばず「マコマ」と呼んでいます(笑)。
今回の記事は本当に最初の段階ですから、
これから少しずつ分かったことを書いてゆきたいと思います。
いかんせん、激しく個性のある貝ではないですから、
ワタクシには難しいかもしれません。
それでも、望来で何種類くらいが出ているのか、までは写真をつけて書きたいと思っています。
Commented by motoronron at 2016-02-24 12:11
アルビアンさん、 どうもこちはまこもはらも〜(+∀+)!!
まったく、おっしゃる通りです...。
ど素人的には、二枚貝の中でもこのタイプが特に難しい様に感じています。
それでも、望来はまだ保存が良い方だと思うので、なんとか先に進めると嬉しいです。
オオモモノハナは小型の様で、当別層でも密集して出るタイプのことかな?と思っています。
今回の記事の最後の種は、大きさは他のマコマと同程度、
しっかり膨らみも保存されて、変形も少ない様に思います。
辺縁に殻皮が残り、もう一方の殻の縁も見えていますので、割れてはいないと思います。
コンテナにまだマコマ系が入っていると思いますので、Ryoさんが帰宅したらかき集め
再検討したいと思っています。
これまでは採るだけでしたが、あらためて望来の貝化石を調べていると
いろいろ分かったり気づいたりで楽しいです。
ただ...ほとんどのことが謎と疑問になってしまうので困っています(苦笑)。
加納さんからは日々、沢山の資料や助言を頂戴しており、
もんげー大変おありがたく思っておりまますすのですす〜(+∀+)!!
Commented by jurijuri555 at 2016-02-24 12:43
二枚貝は難しいですね。
色も抜けて 下手したら変形したりしていると
同定はますます難しくなります。
まずは化石を集める事
あとは現世の貝を集める事。
今も住んでる貝も居ると言うかほとんどでしょうからねー。
ね、現世貝標本も大切でしょ?
アンモと違って 絶滅種で無い限り貝は変化していないので
比べたり現世の生息を確認すると 少しは進むと思います。
似たような貝がゴロゴロ出て来て泣きたくなると思いますよー。
シロガイだってアサリだってバカガイ タマキガイ コタマガイ・・・
二枚貝てんこ盛りですからねー。
大きいとか小さいとか成貝か幼貝かもわからなければ間違えますし
大変な作業です。
私にとっては。
Commented by motoronron at 2016-02-24 13:13
じゅりあさん、どうもこちはには〜(+∀+)!!
ほんとーに二枚貝系は難しいですよね。ってモーライ様におかれましては、
巻貝様もほとんど「一種」になっていまして、二枚貝より謎状態でしょうか。
じゅりあさんの様に現生の標本を集めることは大事ですよね。
また、中新世ですと絶滅種もちらほらりんで、現生図鑑ばかりをたよりにしていると
間違えてしまうことも多そうです。
ワタクシは現在、小学生レベル、いゃ詳しい子と比べると赤ちゃんレベルなので、
調べ方や考え方から少しずつ勉強していこうと思っています。
とにかく、全方位的にワタクシにはわからないこと、知らないことが多すぎるのです(笑)!!!
これからもいろいろご教示ください。
Commented by fossil1129 at 2016-02-24 19:58
マコマといえば、一志の工事現場を思い出します。
石という、石にすべて白い化石が入っていて、
一番多いのが、イズラシラトリでした。

採れるときに、採っておけばよかったと反省する産地の一つです。
Commented by Macrowavecat at 2016-02-24 20:43 x
お、たしかにこんな感じの二枚貝がありますね。でも、「二枚貝の一種」という認識でした。こういう種の調査は薮漕ぎのように大変ですよね。私はもとろんさんの後をとことこ付いていきます ( ̄▽ ̄)V
Commented by motoronron at 2016-02-25 22:08
fossil1129さん もは〜(+∀+;)!!いっぱいいっぱいコメントおありがとぅございます!!
マコマコマさん、シンプル極まりない貝なのですが、よくよく見ると美しい貝です。
当別層ではどっちゃりこ採れて、一時、当別の川へ採取に行くことを「マコマ採りに行く」と言っていました(笑)。
一志...最近、めっさ気になる産地のひとつです。日本各地、様々な化石が出てきて本当に楽しいです。
それを北海道にいながらにして、全国のブロガー様の記事で知ることが出来るなんて幸せです。
Commented by motoronron at 2016-02-25 22:19
Macrowavecatさん つづけけまろしてどうわもどすすえす(+∀+)!!
「二枚貝の一種」Σ(+∀+;)!!!ワタクシたちの「これはセージョーマキ!」みたいな感じでしょか。
完全完璧は無理無理ですが、少しでも解明したいとおもうとりますです。
ワタクシはこれまであまりに漠然と採取しておりました。。。
Commented by 貝殻大王 at 2016-02-26 03:24 x
もとろんさん、こんばんは。
珍しく、コメントさせて頂きます。
御尋ねのニッコウガイ科の貝化石ですが、
『ダイオウシラトリガイ Macoma optiva (Yokoyama) 』だと考えられます。この『ダイオウシラトリガイ』は、中新世の代表的なニッコウガイ科で分布も広く、樺太やアラスカ~島根県まで、とても広い範囲で採集されています。特徴としては、最大で60
mm程度の長さ、左右の殻で多少大きさが異なり、右殻がより扁平。殻高/殻長比は77~92%の変異があり。殻頂はほぼ中央に位置して尖っている。前縁は良く膨らむ。靭帯は外在し、良く発達している。殻表は一見滑らかであるが細い同心円状の成長輪で刻まれる。弱い背稜が殻頂から後端にのびる。(学生版 日本古生物図鑑)
となっています。この産地で採集されている貝化石は以外にも本州の中新世で採集されている化石群集と変化がないと思われます。
Commented by motoronron at 2016-02-27 10:36
貝殻大王閣下様さん はるばる貝殻王国からお越しくらはりまろしてもんげー幸甚に存じまするます(+∀+)!!
「大王シラトリ」!!!まさに、貝殻大王さま登場にふさわしい系のお貝様!!!
だいおーしらとり...以前「セーガク版・日本古生物図鑑」でチェケラッチョしたのですが、
全然全く完全にピーンときまてんでした...(涙)。
そか〜...変異ハゲシー系の貝様ですか
「本州の中新世で採集されている化石群集と変化がない」
このおありがたいお言葉を元に色々調べっちょしてみまるす〜!!!
おありがとぅございましたたいっ(+∀+)!!