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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

カテゴリ:道北( 13 )

遠別には虹色で美しいメタプラセンチセラスが採取できるナンチャラ林道があるとかないとか。
その宝石の様に美しい写真は...オッケー!Google!! してください(笑)。
ワタクシもメタプラは大好きアンモのひとつなのですが、
主に注目しているのはそれ以外の化石です。
大した理由はなく、なんとなく気になるだけです(+∀+;)。。。
ツノガイが出た時はマジンコでテンションが上がりました。
風化してモッスモスになったツノガイを丁寧に採取し...
袋に入れる際、崖から落として粉々にしてしまい泣きました〜。

今回ご紹介する甲殻類の爪は「メタプラ以外」で最も多産する化石のひとつです。
小さなノジュールから、かなりの確率で出てきます。
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ナンチャラ林道で、こんなに爪が採取出来るとは知らなかったので嬉しい採取品となりました。
しかし...とても小さいのです。。。ノジュール25mm 爪8mm
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Ryoさんとイモートさんと「カニじゃカニじゃ(+∀+;)!!」と喜んで沢山採取したのに、
どこへしまいこんだのか...棚にはこんな中途半端な標本しかありませんでした。

オマケの写真です。
メタプラ以外のアンモでは割とゴードリ系が出た気がしています。
ところで、下のはストリアータムなのでしょうか?よくわかりません

検索で漂着した方、コメント欄をご覧ください。
ベテランの皆様に教えていただきました。
サハリナイテス・テシオエンシスだそーです(+∀+)!!

60mm
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他にも二枚貝、ルシノマの仲間、ミルティアも採取しているのですが、
見当たらないので、また後日(+∀+;)む〜ん。








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by motoronron | 2016-03-15 23:59 | 道北 | Comments(10)
先日、スキスキノ川のルシノマの仲間(Myrtea)を御紹介しましたが、
今回は、中川のサントニアン産のMyrteaの一種(おそらくきっとたぶんそーだったらいーなー)です。
現在、M.ezoensisなのか、M.angularisなのか...悩んでおりますが、引き続き調べたいと思います。
息の長い種類の貝の様ですから、各時代でどの様な種類が産出し、
どの様な差異があるのか興味があります。

殻長18mm
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by motoronron | 2016-03-04 23:59 | 道北 | Comments(6)
E別ナンチャラ林道沿いの露頭ではメタプラセンチセラス・サブチリストリアータムが多産することで有名です。
もちろん、他にも色々なアンモナイトが産出します。
遠地なので、ワタクシはあまり訪れたことはありませんが
それでもメタプラ以外のアンモを幾つか採取しました。そのひとつが下のアンモです...。

当時は「プゾみたいの出てきた〜(+∀+)」と思ったのですが、
久しぶりにコンテナを覗くと、なんとなくキャナドにも見えました。
この時代のアンモは全く詳しくないので、いつも以上に自信がありません(+∀+;)。

ブログネタのため、先ほどクリーニングしてみると
肋上、ヘソ寄りに突起があり、これが特徴のひとつと思いました。
横井図鑑ではメソプゾシア・デンシコスタータにも見えますし...
もーりんさん図鑑のキャナドセラス・マルチコスタータムにもよく似て見えますが、いかがでしょうか?

もーりんさんの過去のブログ記事では
「ヘソ周りに突起があるのはキャナド」とありましたので、
ワタクシたち的にはキャナドだと推測していますが
もちろん、まったく違う種かもしれません(苦笑)。

毎度ながら、皆様のアドバイスを頂戴したく思います(涙)。

33mm
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by motoronron | 2016-03-03 23:59 | 道北 | Comments(22)

2015年 3月上旬


その日は、ワタクシの誕生日でした。

毎年、自分でケーキや料理を作るのですが…。Ryoさんのお休みが短いので、

化石採取に行くことにしました。目指すは初山別!!


最初に初山別を訪れたのは2011年10月。

数日前に雨竜でイモートさんがカシパンウニを採取したのを見て、

その頃、大きめのカシパンウニを採ったことのないワタクシたちは羨ましかったのです。

「カシパンいいね…羨ましいね…(^ ^;)」「カシパンウニが出るのはドコでしょね(+∀+;)?」

本に”初山別で密集して出る”と紹介されていたので、早速、出かけましたが、

この時は波も高く、とても目的のゾーンには到達出来ませんでした。

その日の記事はコチラ


その後も初山別を訪れましたが、タイミングが悪くいつもウニに出会えませんでした。

今度こそは、とリベンジです。

朝に弱いワタクシですから、前夜のうちに全ての荷物を車に詰め込み、

起きて出発するだけの状態に準備を整えました。

しかし…いつも夜の遅いワタクシは寝ることが出来ません。

Ryoさんはあっという間に眠りにつき、横でスースーと寝息をたてています。

結局、ワタクシはほとんど眠ることが出来ず、目覚まし時計が鳴るや勢いよく止めたのでした。


行きの車中も寝ているRyoさん。

「そうか…遠出の時、Ryoさんはいつもより早く寝て、現地まで寝るのですから、普段以上に睡眠時間が長いのですよね…(+∀+;)いいな~…」

暗い車内、iPodに入れてきた落語がかすかに流れていました。


留萌を過ぎ、セイコーマート(北海道でポピュラーなコンビニ)で朝食を買います。

「あと1時間もあれば着きますよ」

「今日はどんなかな?いつもウニゾーンに行けないからな~」

「まぁ、ウニが採れなくても、化石は豊富なところですから何かありますよ」

「でも、もうクジラはいらね!!」

「骨はね~…よほどちゃんとしていないと、ですよね(+∀+;)破片ですと微妙ですし、大きいのはカッコイイのですが、想像以上に重くって持てませんでしたよね(笑)」


天文台のイラストをあしらった初山別のカントリーサインが現れました。

よいお天気で、空気はまだ冷たくとも、肌にあたる日光はすっかり春のものです。

いつも車を停める所を過ぎ、今回は逆側から歩くことにしました。

残雪も多くありましたが、運良く車を置けるスペースをみつけました。

早速、ウェーダーを履いて、一足ごと雪に埋もれながら海へ降りて行きました。

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Ryoさんは海岸沿いをズンズン進み、テトラを乗り越え視界から消えてゆきました。

ワタクシは露頭に登ったり降りたり、地質を観察しながらゆっくり歩きます。

なかなかウニの化石はみつかりません。

露頭には大小沢山のノジュールが入っていますが、望来に比べ化石の含有は少ないです。

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南下してゆくと貝化石が多く見られる様になりました。

取り出すのは難しいですが美しい植物化石もありました。

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「Ryoさんありましたか~?」

「ん~、無いね。どんな石にはいってるのかな~?」

「写真ではかなり粗めの砂岩に見えましたよ」

「そんなのばっかだけどね。大きさは?」

「直径5cmくらいだそうですから、大きくてもせいぜいワタクシの小指くらいじゃないでしょうか」

「でも、いつもの豆カシパンじゃないんだよね~」

「あ、それよりは、ずっと大きいのは間違いないです」

「ビッシリ入っているのが欲しいな~(^ ^)」


途中、二枚貝や巻貝の入ったノジュールを割ります。

河原石の様に硬く、表面もワタクシたちが普段見慣れたノジュールとは随分と違うので

化石が見えない状態で落ちていたらノジュールとは気づかないかもしれません。。

大きな岩を夢中で割っていると汗が噴き出してきました。

ワタクシは、コートを脱ぎ、フリースも脱ぎ、Tシャツになりました。

まさか、3月の北の海で、こんな格好で歩くことになるとは思いませんでした。

露頭の下部、波が侵食した洞穴がいくつもあります。

その中には鐘乳石のような大きなツララが出来、

内部に滴り落ちる水滴は、青白いぬらぬらとした物のけを作り上げていました。


「この中から見る海はいいですね」

「気持ちがイイよね~、風景がくっきり見える感じだね。...それにしても、なかなかウニがいないね~」

「石の雰囲気からしても、この辺りだと思いますよ。これまでワタクシたちが歩けなかったゾーンに入りましたし」


海へとせり出した大岩の縁を波の引くタイミングを見計らって乗り越えます。

もうひとつの岩を超えた時、足元にウニの痕跡を見つけました。

「Ryoさん!! これこれっ(+∀+;)!!見つけましたよ~!」

「あ、ホントだ。こんな感じなんだね~」

「似たような岩を探しましょう!!」

この後は沢山のウニ化石を見つけました。

美しい花模様を雌型に残して溶け去ってしまったもの、

細かく複雑な針金細工のような内部のみ残したもの、

一見まともそうに見えて、裏表の皮と内部の三つに分かれてしまうもの…。


随分粘りましたが、完全なものを得ることは難しいのがわかりました。

仕方が無いので少しでも状態の良いもの、観察しやすいものだけを採取しました。

「大きな岩に入っているので、どうしても小割りする時に壊しちゃいますね」

「簡単にバラバラになっちゃうから、復元も難しそうだよ」

「せっかく見つけたのに~(+∀+;)」

結局、3時近くまで化石採取をしました。

良い化石が沢山とれたとは言えませんが、念願のカシパンウニ化石を採取出来

思い出に残る良い誕生日となりました。


羽幌の街を過ぎる時…

「あぁーあ、また、この海鮮屋さんに入れなかった」

「11時~3時という営業時間、ホントどうかと思うんですよね~(+∀+;)!! ちょうど、そのくらいの時間は採取の真っ最中ですから、この先も食べることは出来なそうですね…」

「ま、帰ってなんか食べよ(^ ^)ケーキも食べたいな~」

「はい~(+∀+;)。作ります~。はぴばーすでぃ、とうーみー…」


帰りしな、苫前の露頭で植物化石を採取している最中、猛吹雪に会い、慌てて帰路につきました。


50mm

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by motoronron | 2016-02-23 03:36 | 道北 | Comments(18)
マボロし産地には年に一度現れる幻の産地があります。
そこで、初めて長めのナエフィアを採取しました。
けれど、クリーニングの際バラバラにしてしまいました。
どうにか繋げたものの、隔壁が壊れてしまったためか
完全に元どおりには出来ませんでした。
13段 47mm
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内殻、鞘形類つながりで、おなじみのトグロコウイカを...
19mm
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連室細菅が見えます。
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by motoronron | 2016-02-15 02:58 | 道北 | Comments(16)

201411


アルビアンさんに連れられて、ホロキャナィの超絶アンモハンターN様さん宅を訪問しました。

メンバーは、アルビアンさん、アンキロさん、S様さん、ホークさん…とベテラン揃い。


ホロキャナイ産の一級標本を前に飛び交う会話は高度なもの。

化石の事はもちろん、産地も知らぬワタクシは、ちんぷんかんぷんふいちんさん。

「あ〜。何故…ドシロートのワタクシがココにいるのでしょうか…(+∀+;)?」状態で

ベテラン様が驚く様子に驚いてみるのが精一杯。


N様さんのクリーニングは特大サイズから極小化石に至るまで、

微に入り細に入り、とても丁寧で深い愛情を感じるものばかり、

採取なさった御本人のエピソードを伺いながら

素晴らしい標本を拝見出来て、とても楽しいひと時でした。


ショーケースに並べられた化石の中、

唯一、ワタクシにも分かる化石がありました。

保存が良い大きなキヌタレガイ。

産地はホロキャナィとのこと。そして続く言葉に驚愕!!

時代はセノマニアンと仰るではないですか(+∀+;)!!

正直、にわかに信じがたいものがありました。

それほど生々しく、新生代と言われても疑問を抱かない保存状態です。

アルビアンさんに目配せすると、すぐにワタクシの胸の内を察してくださり、

「あの沢に新生代はありませんよ~(^ ^)」と教えてくださいました。


俄然、白亜紀のキヌタレガイに興味が湧いたのでした。


数日前、アルビアンさんが、近くに行く用があるから~…と、

拙宅にお立ち寄りくださり、その際、あのN様さんのキヌタレガイと

同産地の貝類化石数種、そしてハイパーもぐりさんからという資料を沢山下さいました。

貴重な標本の数々、そして、あまりにタイムリーな資料の内容に感涙しました。

その夜、N様さんからお電話をいただき、

今年は、キヌタレガイ産出場所へ連れて行って下さるとのこと(+∀+)!

N様さんも、未だにひとつしか採取したことがないそうですから、

ワタクシが採取出来る可能性は極めて低いですが、運が良ければ、

年内に追加標本を公開することが出来るかもしれません。


78mm

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アルビアンさん、N様さん、グレートもぐりさん、おありがとうございました!!








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by motoronron | 2016-02-04 23:58 | 道北 | Comments(8)
皆様、マイナーなネタにもコメントをくださり、おありがとうございます〜(+∀+;)。

2015年 6月上旬

夢の中、あっちの世界にお住まいのR-9XZさんに、
またまたマボロし産地へ連れて行っていただきました。
川底のファミマで棚にあるおにぎりを全て買い占め、
二人で分けっこしたり、ぶつけ合ったりして遊んだ後、
ワタクシ達は歯に海苔をつけたまま
産卵のため再び遡上を開始しました...。

途中、拾ったノジュールに、スレた二枚貝の端が5mmほど覗いていました。
「こ...これってΣ(+∀+;)!!!??まさかのキヌタレガイではないですか!!?」
「こ...これってΣ(+∀+;)!!!??まさかのキヌタレガイではないですか!!?」
驚きのあまり、目覚めてしまいました。
しかし、ワタクシの手にはガッチリとノジュールが握られていたのでした。

モーライで化石採取を始めたワタクシにとって、キヌタレガイは特別な貝。
古い時代からいる貝ですし、北海道では三笠のアルビアンからも出ているので、
さほど珍しくないのかもしれませんが、ワタクシにとっては初めての白亜紀キヌタレ。
風化で状態がイマイチですが、大変嬉しい採取品となりました。
昨日ご紹介したノコギリウニ同様、昨年ゲッチョして嬉しかった化石上位にランクイン!!

合弁ではありましたが、クリーニングしてみると、表は殻がほぼ溶け去り、裏は破壊されていました。
コニアシアン〜サントニアン 45mm
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XZR-9さん、おありがとうございました〜(+∀+)!!!







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by motoronron | 2016-02-02 23:59 | 道北 | Comments(10)

Ryoさんがクリーニングしちゃう企画・第3弾~(+∀+)。


Ryoさんは、明日からまた1ヶ月ほど北海道を離れます。

しばらく化石に触れないので、この1週間、朝から晩までクリーニングルームにこもり

急ピッチでクリーニングを進めていました。


先日ご紹介したメヌイテスに比べると小ぶりではありますが

トゲトゲ感はより強い感じです。

「少しコツが分かってきた」とのことで、確かに作業も早かったです。

ワタクシは、チゼルを研がせて頂いたり、お肩をお揉みしたり、ドリンクをご用意したり、

そして、最後に仕上げをちょっとお手伝いしただけ、で(+∀+)超ラクチン。


道北・三毛猫系産地

72mm

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by motoronron | 2016-01-31 23:55 | 道北 | Comments(16)
昨日の記事の続きです(+∀+)。

夢の中でZX9-Rさんに連れて行っていただいたマボロし産地。
いくつかサメの歯を採取したのですが、下のクレトラムナはその内のひとつです。
艶やかで透明感のある美しいグレー。
右側の副咬頭と歯根が欠損しているのが残念ですが、
これは、夢の中に置き忘れてきてしまったのかもしれません。
18mm
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by motoronron | 2016-01-30 22:05 | 道北 | Comments(10)
2015年 6月

夢の中、ZX9-Rさんがマボロし産地巡検に誘ってくださった様な気がしました。
遠い遠い人知れぬ化石産地、何百キロも川を遡り、
時にはカヌーで滝から落ち、恐竜を仕留めながら、
二人で何ヶ月も山を彷徨った気もするのですが
なにせマボロし産地ですから何もかもがユメウツツ...詳細な記憶が全くないのです。
あ、いつもの様にもんげー飲みすぎとかではありません(+∀+;)。。。

我にかえると、ワタクシは札幌三越前のライオンにまたがっていました。
そして、リュックには化石が山ほど入っていたのです。
ワタクシが眠っている間に、ZX9-Rさんがセッセと集めて、
入れてくださったに違いありません。本当におありがとうございます(涙)。

さて、そんな沢山のノジュールの中のひとつ。
(一見、現地での写真に見えますが、後から念写で撮影したものです)
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歯が入っているのがわかります。マボロし産地で初めての歯です。
壊れたアンモを接着し、少しクリーニングしてみました。
表にゴードリ、横にネオフィロセラスが二つ...。
ワタクシのホームではあまり見ない色が素敵です。
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10mm
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あらかた出たので、仕上げの削りをして完成させようと思っていたら、
ネオフィロの横に、例の「モチャ」マーク発見!!
しかも、少し大きいようです。
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はい、でましたーー(+∀+)!! やっぱり大きめ!!
25mm
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マボロし産地では、割った・叩き飛ばした歯も含めると、普段の採取より数が出ました。
石が柔らかいので目に触れる確率が高くなることもあるでしょうが、
いずれにせよ「多産地」と言って良いかと思いました。

ZX9-Rさん、ファンタジーでアメージングな世界を体験させてくださいまして
本当に×2おありがとうございました〜(+∀+)!!







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by motoronron | 2016-01-29 22:44 | 道北 | Comments(10)