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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

カテゴリ:道北( 13 )

Ryoさんがクリーニングした化石を掲載するのは、きっと初めてですね(+∀+)。
Ryoさんは、出張から帰ってくると採取がメインになってしまうので、
クリーニングは殆ど出来ないのです。
今回は長休でしたので、少しクリーニングが出来ました。
もしかすると、完成させたのは今回が初めてかもしれません。

スタンドルーペを導入してからは、作業がしやすくなり、クリーニングが楽しくなった様です。
今回、御紹介しますのは、先日、イモートさんと一緒に行った中川の化石達です。

Ryoさんは小さい化石のクリーニングをする方が楽しい様です(すぐ仕上がる)。
置いた時の見え方と、どの角度から見てもキレイである事を心がけているそうです。

中川の石は、いつも行く三笠や夕張の石よりも、ずっと柔らかいので、すっかり気に入った様で、
この度「柔ラカキ石、我ガ占有物故、妄リニ切削及加工スル事マカリ成ラン」
という御布令が出ました(+∀+;)。

仕上げの削り跡が浅く細かいため、母岩の脈等もよく見えて、なかなか良いと思います。
ヘソ出しは私の仕事です。

アンモ径 2.8cm
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アンモ径 2.9cm
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全幅 4.8cm
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by motoronron | 2013-10-02 19:32 | 道北 | Comments(27)
本日は中川のキレ〜なアンモさん(+∀+)。

ゴードリセラス・テヌイリラータムさん...ですよね(+∀+;)?
いつもお世話になりまくっている、アルビアンさんとアンキロさんのおかげでゲッチョです〜!!

5.5cm
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角度を変えると、まるでオパールの様に輝きます。
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主に道央で採取しているワタクシたちは、
「やっばり、白っぽいアンモはね〜ちょっと...(^ ^;)」
「そうそう、おまけにキンキラキンの化石なんて...(+∀+;)」
「...めっさ!!ゴイス!!カナテコ!!ほっし〜ですよね〜(+∀+;)!!!!!????」
「そ〜だよね〜そ〜だよね〜(^ ^;)!!!」
でしたので、超ウレシかったです〜。また行けると良いのですが。

さてさて、明日、Ryoさんが九州から帰宅します。
昨晩、Skypeをした時点では、台風、九州に激接近中とのことでしたが、
これまで、何百回と飛行機に乗ってきて、
一度も「悪天候で欠航」の憂き目にあった事の無いRyoさんは
「アタシが乗るんだから、ダイジョブ×2(^ ^)v」と余裕。
そして...今朝...台風は消えていました...(+∀+;)。。。
雨続きだった北海道も、6日からは回復の見込み。
今回は、どんな化石と出会えるでしょか〜(+∀+)!!??
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by motoronron | 2013-09-04 16:42 | 道北 | Comments(18)
昨年、10月下旬。帰省中のワタクシの妹さんとRyoと三人で
雨竜と新十津川の間に流れる川の支流へ行きました~(+∀+)。
そこは、泥ウニ、泥フジツボ、泥貝などが沢山採取出来る、超ホクホク産地でした。
そこで、妹さんだけが、カシパンウニと思われる大きめの化石をゲッチョしました。

ちょーうーらーやーまーしーーー(+∀+;)!!!カシパンウニスキスキ~!!!
「カシパンウニ、い~な~...ほし~な~」とRyo
「やっぱ、ウニ系はイイですよね~(+∀+)。。。明日、朝日の崖に行きますか?」
「アソコの、ちっせっ(´~゛)!!!!!!!」
「...(+∀+;)....で~す~よね~...。」
夕飯を食べながら、二人で本をパラパラ...あ、カシパンウニ。
大八木和久著「産地別日本の化石650選」に掲載されている
初山別のカシパンウニ化石をゲッチョしに行く事に決めました。
分離は悪いとの事でしたが、写真のものはキレ~に見えました。

問題は...やっぱり早起き。初めての道ですし、4時間以上はかかりそうでした。
コレハ...キビシイ(+∀+;)....。Ryoは喜び勇んで早々と布団に飛び込みました。
ワタクシは下調べと地図調べで、またまた随分と時間がかかってしまいました。
やっと布団に入りましたが、目が冴えて眠れません。あーもー。
Ryoに貰って初めて飲んだ睡眠導入剤...ナンノヤクニモタタン(+∀+)!!!

超絶激早朝4時(笑)に起き、ワタクシはアワアワと朝食のサンドイッチとお弁当を作ります。
結局、出発は5時....寒い朝でした。深い霧の中、静かにオロロンラインを北上します。
途中、ワタクシたちの家庭菜園...古譚...厚田...を通り過ぎ...ココからワタクシの未体験ゾーン。
どぅぇ~キンチョーするなぁ、トンネルいっぱいあるみたいだし~(汗)。
Ryoは最初から横でずっと眠っています。浜益あたりで夜が明け始めました。
霧の中、黄金山の独特なシルエットが浮かび上がります。
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確かに海岸線に沿ったカーブが続き、長いトンネルも多かったですが、
思ったよりも道が良く、ワタクシでもスイスイと運転できて快調です。
時折、Ryoが目覚めては、コーヒーを入れてくれ、またすぐ眠りに落ちます。
ワタクシの頭の中では「おんな港町」~「新宿なみだ町」~「あかんたれ」~
「ほんね」~「なみだ恋」~「舟歌」と、ほぼ八代亜紀ベストが延々とループ再生されます。
やはり、次々と現れる港町や海岸線がそうさせたのでしょうか(笑)。
初山別にはセイコーマートはおろかコンビニの存在が無いとの事でしたので、
留萌のセイコーマートで食料を買い、持参したお弁当を食べました。
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「苫前」のイロイロと微妙な気分にさせられるカワユイ熊たんの看板を横目に過ぎ、
「おびら」のクビナガリュウの看板...「羽幌」のオロロン鳥の看板...次々と現れます。
あぁ...憧れの地名...三年目にしてようやく近づいてきました。
かの有名な「羽幌ユースホステル」の看板も目にし嬉しくなりました。
ふぉっしるさんのブログで紹介された「羽幌ユースホステルの歌」が脳内再生されます(+∀+)
いつか、ワタクシたちも宿泊し、お客様たちと化石談義をする日が来るのでしょうか?

Ryoがパッと目を覚まし「なんでペンギンいるの!?」と訊いてきました。
「あ...アレはオロロン鳥と言って、この辺りに生息している珍しい鳥なんです」
「へ~。北の方に来たからペンギンがいるのかと思った」
「ペンギンは逆にメチャメチャ南の方でしょ(+∀+;)!!」
「アレがそう!?」と海の方を指差します。
何だかよくわかりませんが、明らかに違う鳥がちらほら飛んでいました。

どこか石狩~厚田の海岸線を思わせる風景が続き...天文台が描かれた初山別村の看板が見えました。
やっと来た~(+∀+)!!4時間ちょっと、多分、コレまでで一番の遠出です。
霧を抜け、途中雨に降られながらやって来ましたが、初山別は晴れてよい天気です。
市街を抜け、目的の海岸に近づいて来ました。坂道を登り始めたところで、
急に「ザーーーーーーーー!!!!」と、フロントガラスが凄い音を立てます。「!?」
突如現れた灰色の霧....大量発生した極小の羽虫でした。
「キャーーーーー(+∀+;)!!!!窓しめてしめてしめて!!!」手遅れでした。
蟲シャワーの洗礼を受け、初山別の地に第一歩を下ろしました。あー口の中が、耳が、目が...。
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旧羽幌線(25年前、国鉄最後の廃止路線だそうです)の鉄橋の下を通り
国道の下のトンネルを抜けると...海が広がりました!
大きな露頭がずっと続いています...テンションがドンドコ上がりMAX(+∀+)!!
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「カッシパンウッニ~は、どこですか~♪」
まずは、露頭の中に二枚貝の化石を見つけました。
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モシャモシャとあまり状態は良くない様で、簡単に壊れてしまいます。
「本のカシパンウニはノジュールっぽかったので、そんなのを探してみましょう」
しばらく行くと、大きなノジュールに入った貝化石を見つけました。
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ハンマーを振るうと、音が違います。凄く硬いのです。
望来のノジュールとは違い、小気味好く割れてくれません。それどころか火花が散ります。
分離もあまり良いとは言えず、なかなか思った様に採取出来ません。
Ryoは「硬いっ!!ダメだっ!!割るのは任せたっ!!」と、早くも拾うのに専念し始めました。
ワタクシが先に歩き、Ryoのため、めぼしいノジュールをある程度割りながら進みました。
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1/3程来たでしょうか?大きく崩落し1m以上もある岩が大量に散らばり行く手を阻みます。
よじ登り気が付きました...。それらの岩は巨大なノジュールで
そのどれもに大きなクジラの骨が入っているのです。岩を抱きしめたい衝動!!
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「うわ〜!!(+∀+;)スゴイ!!!Ryoさん!!ホネホネ!!大きなクジラの骨がイッパイですよ!!」
「あ〜...ホントだね〜...」
そう、いつだって、Ryoは骨にはあまり興味がないのでした〜(+∀+;)。
「ここで、コンコンするんでしょ?私、先に行ってるね〜」
「あ〜はい〜(+∀+;)...お気をつけて〜......ブレないお方だ...」
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さて...どーしたものか。まさかカシパンウニを探しに来て、
こんな文字通り「大物」に出会うとは思いませんでした。
あまりに大きいので、なんだか恐竜の骨を見つけてしまった気分です。
まとまって産出という事は、同一個体のものでしょうか?
ノジュールはまさに巨石です。デカハンマーも持って来ていないので、
チゼルハンマーで少しずつコンコンしますが全くらちが明きません。
10月も終わりだというのに、幸か不幸か暑いくらいの天候、
岩にヘバリツキ汗だくで作業を続けます。大きすぎるものは歯が立たず、
小さなものでも骨はキレイに分離せず、どうしても良いものが採れません。
こんなに立派な化石が沢山あるのに〜...と、泣く泣くリュックに破片を詰め込みました。

Ryoが戻って来ました。
「ね〜!!ウニが、ぜんっ!ぜん!!無いんだけども!!?」
「はいっ(+∀+;)!!確かに確かに〜!!ホント欠片もないですものね〜。大八木さんの時は
たまたまあったんですかね?そーゆこと望来でもあるでしょ?」
「そ〜だけど〜!!貝が入ってるのも硬くて割れないし〜!」
「めぼしいものは採取したと思うので戻りますか?時間があるので白亜紀系に寄って行きましょう」

途中、崖下の波で浸食された大きな穴に入って一休みしました。
ひんやりと涼しくとても気持ちが良いです。
波の音が穴の中で反射してワタクシたちを包み、波にたゆたう様な不思議な感覚でした。
穴の壁からはタマガイを採取しました〜。ラッキー(+∀+)。

帰りは、白亜紀系の下見も兼ねる予定でした。国道275で帰りたかったので、
古丹別〜小平〜沼田と抜ける事にしました。
正直、羽幌に、かなり心を惹かれていたのですが、抜け道が無い様なので諦めました。

おっこちてたナマコさん。美味カワユイ(+∀+)。
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二日後、どーしても、円いクジラの脊椎が欲しくって、また早起きして初山別へ向かったのでした。
準備も万端でした....でも、想像以上に重かったのです。二人でも持てない程でした。
本当に泣く×2諦め、再び古丹別、そして小平を少し見て帰りました。
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by motoronron | 2012-08-15 23:58 | 道北 | Comments(6)