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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

カテゴリ:三笠( 34 )

2011年12月上旬

この年の冬は早くやって来ました。積もった雪は、そのまま根雪となりました。
その日も朝から湿った雪が降り続いていました。

挽いたばかりの珈琲のふくいくとした香りが溢れるカップを片手に
Ryoは窓に顔がくっつきそうな程近づいて、しばらくの間、雪に覆われてゆく庭を見ていました。
「....ねぇ〜。化石採りにいこ〜よ」
「今日、ですか?」
「望来でも当別でもドコでもイイからさ〜」
「望来は昨日行ったばかりだから、あまり変わってないと思いますし、こう降られると、ノジュールを探せないでしょう。当別は完全に埋まったと思います」
「ん〜....。じゃ、三笠にしよっか」
「(笑)恒例の、ですね?」
「あそこなら、なんとかなるでしょ?」
「まだ埋もれてはいないでしょうけど、河原はキビシイですよ」
「い〜よい〜よ、なんかあるって。それに、これ以上積もったら行けなくなるよ。行こっ!!」
年末、三笠・夕張の他の沢は細くて埋もれがちなので、
「オーバー・ザ・ユーバリの沢」の下流で締める事になっています。

さっそく用意をして出発しました。久しぶりの冬の山道運転、少し緊張します。
湿った大粒の雪がフロントガラスに当たっては、じわりと融けて流れます。
タイヤは雪を噛み、アイスバーンとは少し違った滑り方をします。
目的地まで坂道とカーブが続くので慎重に運転します。
幾春別の街を過ぎると雪は徐々に増えはじめました。
真っ白な雪に囲まれた桂沢湖は、いつもより暗く澱み、もう深い眠りについた様でした。

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途中、未除雪の道もありましたが、幸い夕張へと抜ける道路は除雪済みでした。
ようやく到着した「オーバー・ザ・ユーバリの沢」の林道は、
相変わらずゲートが閉じていましたが、新しい轍がゲートの向うへと続いていたので、
心配になり駐車場所を変えました。

Ryoは新調したばかりの赤いオーバーを羽織ると
「行くぞっ!!」と意気揚々、先に雪を漕いで行ってしまいました。
「Ryoさ〜ん!! 雪の下はどうなっているかわからないので、踏み抜いたりしない様、気をつけてくださいね〜!!」
「は〜い」
と、こちらを振り向きもせずRyoは橋の手前から川へと下って行きました。
遠ざかる鐘の音が、山と橋桁のコンクリートに反射し幾重にも聞こえて来ます。

ワタクシもしばらくしてから追いかけます。
Ryoは川縁の笹の根元あたりをゴソゴソ掘っていました。
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「何かありましたか?」
「ん〜、さっき、ちっさいコザコザ系見つけたけどイマイチだった。それに、今日ちょっと水量あるんだよね」
「まだ、地面が冷えきっていないので、若干、雪融け水が出るんでしょうね」
「あ、また雪が降り出した...」
「気持ちが良いですね。冬は汗をかかないので大好きです」
「虫もいないしね。これで、いつもと同じ位ノジュールが見えてたら最高なんだけど...」
Ryoは木に下がった"つらら"を折ったり、川縁に出来た薄氷を割ったり、
フリーズドライになったキノコの写真を撮ったり、それなりに散策を楽しんでいる様です。
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水中にアンモナイトの模様が見えました。冷たい水に手を差し入れ引き上げました。
「これ、アナゴーさんでしょうかね〜?」
「スレてんね〜」
「中がどうなっているか分かりませんが、一応、持って帰りますか...」
「そうだよ、あんまりないんだからさ。何でも持って帰らないと。今日は、もっとイノセラさんも出る予定だったんだけどな〜...。ここの金ピカでカッコイイんだよね」
「化石自体、前回より少ないですね」
コザコザ系や状態の悪いモロモロ系しか出て来ません。
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辺りは見る間に雪が積もってゆくのに、黒い川の流れに降りた雪は
端から存在しなかったかの様に消えてしまいます。
そんな当たり前の現象も、じっと見ているとなんだか不思議な心持ちになります。

15cm程のノジュールを割ると、真ん中から、見た事のないモノが出て来ました。
ウニの様にも見えましたが、断面の形と付随すると思われる小さなパーツと殻の薄さは
ウニっぽくありません。甲殻類なのかもしれませんが、どうも判然としません。
なんだか分かりませんが、分からないということは...「良い化石」です。
これが、この日、一番の収穫でした。(いずれクリーニングし、全貌が現れたらアップします)

微かに低いエンジン音が聞こえた気がし、林道を見上げていると、
カーブの向うからライトを点けたオフロード車がソロソロと来るのが見えました。
当然、林道は除雪はされておらず、バンパーの前には押しのけた雪の小山が出来、
腹を擦り、深い雪に翻弄されています。
「やっぱり、入っている人がいたんですね。車移動しておいて良かったです(+∀+;)」
「あ〜ゆ〜車がイイよね〜」
「それにしても、よくあの状況で走れるもんですね...」

その後、小さめのゴードリセラスと、ややキレイな中サイズのイノセラムスを採取したのみで、
大した収穫も無い上、いつも終了ポイントにしている古い橋まで行く事も出来ず
タイムアップになりました。足場が悪く斜面を上がれないので、
林道を使わず川を引き返す事にしました。
途中、熊の足跡や痕跡を探してみましたが、ありませんでした。とうに冬ごもりしたのでしょう。
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思った通り成果はイマイチ、二人合わせて10Kg程度でしたが、雪が降る中での採集は気分が良く、
帰りの車中は二人とも御機嫌で、珈琲を飲んだり、お菓子を食べたり...。
唐松を抜け、幌内に出る坂道を下っている途中、道路脇にシカが一頭いました。
「あ、Ryoさんの方に、シカがいますよ(+∀+)」
「ホントだ〜っ!!ずいぶんおっきいね〜」
次の瞬間....シカは車の前に躍り出ました!!
「ドガッ!!!!!ドがドガドドドドガがドガ!!!!!」
重い衝撃と激しい音!!
「ひーーーーっ(+∀+;)このドバカチン!!!!」
今、ワタクシたちが走る坂道の突き当たりは信号の無いT字路です。
絶対に進入する訳にはいきません。
後続は桂沢湖から、ずっとワタクシの車をあおり続けてきた大型ダンプ、
今も、かなり接近しています。
さらに運が悪い事に対向車が来てしまいました。
圧雪の路面は滑り、ワタクシが操作を誤れば、どれほどの多重事故になるか分かりません。
いずれブレーキは踏み込めません。対向車へ数度パッシングし、タイヤがロックしない様、
そして、後ろへ異常を伝える為、細かくブレーキを踏みつつ
猛烈なスピードで「後続のトラック」→「シカ」→「対向車」→「T字路」と目をやり続けます。
ボンネット越しに絶えずシカの頭や足がヒョコヒョコ現れ、ガタゴト激しい音がしています。
これ以上状況が改善しなければ、対向車とすれ違った後、路肩へ寄せて止まるしかありません。
しかし、助手席にはRyoが乗っているのですから、出来るだけ被害は最小限に抑えたいと考え
タイミングを探っていました。
T字路まであとわずか...!!あわや衝突か!!!というところで、ようやくシカが脱出成功、
足を痛めた様でしたが、跳ねて脇の林へと消え去りました。

「ふ〜う...(+∀+;;)....どーにか....止まれた....。」
「危なかったね〜....」
「まさか、あのタイミングで飛び込むとは思わなかったです...あの馬鹿鹿めが....(+∀+;)車道で鹿をよく見かけるので、いつか、こういう時が来るとは思っていましたが...。今日は案外、冷静に対処出来て良かったです...」
「対向車の人もビックリしただろうね(笑)」
「脱出したシカが今度はあっち側に飛び出さなくて良かったです、対向車まで変な運転になって事故ったら一緒ですものね...」
「ね〜...」

「飛び込んで来た時、どう思いました?」
「わぁ〜...シカ轢いちゃってるよ〜、って思ったよ」
「それだけ...(+∀+;)?」
「うん」
「Ryoさんって、どんな時も"キャー"みたいな声だしませんよね。聞いた事ないです」
「ん〜、言わないね」
「大っ嫌いなモコモコ(毛虫)を見たときも無言ですものね」
「やめろ!! モコモコの話はするなっ....!!ところで、あのシカ、大丈夫だったかな?」
「足をひきずっていたので、冬を越せるかは分かりませんね...」
「もし、轢いて死んじゃってたら除けるの大変だったね」
「まぁ...二人ではムリかな」
「道路でバラすワケにいかないしね(笑)」
「雪道で...。そりゃ、とんだスプラッター現場ですね...(+∀+;)」
「ね〜、鹿肉って美味しいんでしょ?」
「えぇ...臭みが云々という話があるのですが、ワタクシがごちそうになったのは美味しかったです」
「馬肉みたい?」
「それは、馬の方が美味しいかもしれませんが、ちょっと似てたかも。牛肉よりクセが無くて凄く気に入った記憶があります。きっと下処理がちゃんとしていれば美味しいんでしょうね」
「どっかに落ちてないかな?」
「ん〜ん〜ん〜....(+∀+;)」

シカを轢きそうになった後に、食べる方向へ話がいくのは、なんともワタクシ達らしいですが...。
何はともあれ、大事故にもならず、一応シカは助かり、車もほぼ無傷で済み本当に良かったです。

鈍色の冬の宵闇を埋め尽くさんばかりに大粒の雪が降ります。
風が吹く度、辺り一面がグニャリと歪む様な錯覚をおぼえます。
「今年も終わりですね...」
「大丈夫!! 望来があるよ」
「もちろん...望来は好きですけど、やっぱり半年間というのは...」

そして、ワタクシたちは一週間後、初めて浦河へ行ったのでした。
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by motoronron | 2012-09-24 21:31 | 三笠 | Comments(12)
先日の記事の詳細です〜(+∀+)。

9月上旬

連日の雨...。Ryoが再び旅に出るまで、あと5日しかありません。
ダイスキノ川は先日行ったばかり、それに小さな川ですから増水しては採れません。
そこで、かねてより気になっていた美唄川の下見に出かける事に。
その後、リニューアルオープンした三笠博物館を観て帰る予定にしました。
それでも、備えあれば憂い無し。化石採集グッズはしっかり積み込みました。
傘をさしながらの積み込み作業でしたが、ビチョビチョに濡れてしまいました。

ワイパーを最高速にし、豪快に飛沫を上げながら走ります。
国道275号線を北上、月形で右折、道々275号線~33号線を通り、美唄へ向かいます。
いつまでたっても雨脚は強く、フロントガラスに当たってバキバキとはじけます。
美唄湖への道沿いは思ったよりも開け、立派な道路がずっと続いています。
途中、写真などで見覚えのある巻き上げ櫓が見えます。
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「キレイですが大正時代のモノで道内で2番目に古いそうです」
「へ~、ああいうのって、カッコイイよね~。ずっと残して欲しいな~」
「イイですよね~。近くには最近雪で潰れてしまいましたが、映画館跡もあったはずです」
「古いカワイイお家もイッパイあるし、美唄、かなりアタシ達好みの街じゃない?」
「そうですね~(+∀+)。また今度、お天気の日に来ましょう」
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ダムに近づいてきました。橋と地質図を確認しながら進みます。
「ダム手前で行き止まりだったらキツいですね~」
「先がかなりあるものね」
「脇道がメインになるのですが、開いているかどうか怪しいものです」
「あ、あれ...行き止まりなんじゃない?」
美唄市街から15Kmの地点でした。
「これは予定通りです"工事のため通行止め"ですか...どうにか工事は続いている様ですね。では...先ほど左にあった脇道へ行きましょう」
「わ~、荒れてるな~...」
「道が排水になってますね。こうなると道路が壊れちゃいますからね~。ワタクシ、ちょっと歩いて先を見て来ますね」
車を入口付近に停め、偵察に出ました。しかし、奥を見に行くまでもありませんでした。
轍は水流で深く掘れ、その先には大きな水たまりが幾つも続いています。
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「どうだった?」
「大分荒れてますね。ワタクシの車では補修が入らないと、キビシイかもしれません」
「なんだ~、じゃあ、いつ採りに来られるか分からないんだ~」
濡れた体をバスタオルで拭き、雨を眺めながら、コーヒーを飲んで一服します。

「他には化石出る場所ないの?」
「もう少し下流で若鍋層や平岸層といった新生代の化石は出ます。一応、チェックしましょう」
帰りしな、幾つか良さそうなポイントを見つけましたが、長靴では難しそうです。
結局、美唄川での採取はまたいつかのお楽しみとなってしまいました。

車を三笠方面へ向けます。
三笠市街は化石採集を始めた4年前、曲がる所を間違えて通った以来です。
有名な「民宿アンモナイト」水石や化石も扱っているお店など、
いかにも三笠らしいお店がありました。
幾春別の街へ入る手前で川を覗くと増水していましたが、
殆ど雨の降らなかった7月下旬よりも少ない様です。
あの時は、運悪くダムの放流をしていたのかもしれません。

迷う事なく博物館の前を過ぎました。
ここまで来て、博物館だけ観て帰るというのは、つまらないと思ったのです。
「おぉ。通過しますか(笑)?」
「はい。またまた今日も通過しま~す(+∀+)!!」
「で、ドコ行くの?」
「ドコにしましょうかね...まだ考え中です...。上桂橋の露頭はありえないし、油揚げの沢は印象悪いし、本流はあまり無いでしょうし...オーバー・ザ・ユーバリの沢は増水するとダメだし、ビッグポートの沢は奥過ぎるし...。すると...コテージの沢ですかね?」
「いいよ。でも、あそこ深くて暗いからな~。見えるかな~?」
「入りやすいですし、何カ所か林道に上がる場所があるのが良いかなと...。もし、入ってみてキビシそうでしたら、すぐに上がって博物館へ行きましょう」

二年ぶりのコテージの沢です。国道脇の広場に車を停めます。
以前は、真新しい木屑が散らばり作業の跡が窺えましたが、最近は使っていない様で雑草が生え、
なんとなく林道も荒れ始めている様子でした。
この沢は少し下の方にあるので、深い薮を掻き分け排水溝の斜面から降りて行きます。
水を含んだ草に叩かれ、瞬く間にずぶ濡れになってしまいました。
薄暗い沢に目が慣れるのにしばらくかかりましたが、水量は普段とさほど変わりません。
最初から、先行者の割跡が見られましたが、入りやすい沢なので仕方ありません。
久しぶりですが、大きな岩や木は良く覚えていました。

Ryoが泥岩層の露頭にアナゴードリセラスの抜け跡を見つけました。
泥岩層に直接入ってる事はあまり無いので、他にも無いかと探した所、
よれよれとしたポリプチコセラスを見つけました。やはりノジュールからがベストな様です。
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割跡が続き、二人「無い無い...」と言いながらも気付けば、それなりに収穫がありました。

「この沢でこんなに見つかるの珍しいね」
「状態はイマイチですが、確かにありますね(+∀+)」
「よく見てないけど、初めて系もありそうな感じだよ」
「そうですね。この沢で採れる事もあまりないでしょうから、状態が良ければドンドン採取しましょう」
2時間程して、Ryoは無口になり、ワタクシも少しバテて来ました。
高い林道から滝の様に流れる排水溝を見上げました。
ここから上がった事もありますが、さすがに濡れて崩れた泥をよじ登るのは無理と判断し、
林道と川の高さが近づく終点まで行く事にしました。

「今日はスタートが遅かったので、しばらくすると急に暗くなりますよ。急ぎましょう」
Ryoを急かしながら、少し早足で進みます。
それでも、良さそうなノジュールを見つけてはリュックに入れてもらいます。
「ね~、もうパンパンだよ」
そう言われたばかりなのに、20cm程のノジュールから大きめのネオフィロセラスが出ました。
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大好きなアンモですが、大きめは初めてです...外巻がバラバラでしたが持ち帰る事にしました。
「もう、これ以上は入らないし、リュックが壊れそうだよ」
「そうでしょ、そうでしょ...。正直、立ち上がるのも辛いです...(+∀+;)」

5時を過ぎ、いよいよ暗くなって来ました。
濡れた服が張付き体を動かしづらく普段よりも疲れます。
そして視界の悪さが不安感を芽生えさせます。
突然、ドッと風が吹きました。
樹々は大きく揺さぶられ、パラパラパラ...と音を立て大粒の滴と枯葉が降って来ました。

二人はフラフラしながら、ノジュールを見つけては、せわしなく割ります。
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「もう、疲れた...。」
とうとうRyoが音を上げました。
「そろそろ終点ですから...頑張って」
林道との高低差は縮まっています、間違いなく、あと少しです。
幾度もカーブを曲がりますが、終点はなかなか現れません。
「ねー、こんなに遠かったっけ?」
「林道は近づいて来てますから大丈夫ですよ。でも、本当に遠く感じますね~」
「いつもは、あんまり無いから、もっと早く歩いてるんだよね」

行く手に大量の倒木がありました。
迂回するしかありません。薮を分けて進みます。
ようやく抜けた所でワタクシは息があがり、へたり込みそうになりました。
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いつもの終点はもう少し先ですが、障害物が多過ぎて、とても進めません。
林道から分岐しているはずの作業道から上がる事にしました。
林道は目と鼻の先にあるはずなのに、あまりに草深く行く先を見失いそうです。
おまけにかなりの急斜面です。途中、道は崩落し分断されていました。
「たった2年間で随分荒れましたね。どちらかというとキレイな林道でしたよね?」
「今は全然使ってないんだね」
ようやく林道に出てきましたが、ここも大きく崩落し雑草が生えていました。
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左手の川側も崩落している箇所が多くみられます。

雨の降る夕方の荒れた林道は暗く、ワタクシたちを取り囲む空間の全てから嫌な圧力を感じ、
息苦しくなってしまいます。
辺りに注意を払いながら歩き始めました。ゲートまでは約2.2Kmです。
久しぶりに背中の荷物は重く、手を後ろに回しリュックをおんぶする様な格好で歩きます。
ワタクシはラストの斜面ですっかり体力を使い果たしてしまい、
マラソンの時の様な息使いになっていました。
それでも、ついつい林道脇の露頭に入っているノジュールに目をやってしまいます。

二人のボコボコという長靴の音と鐘の音が露頭に反射しては、左の崖へ吸い込まれてゆきます。
「あ...。今、なんか目の前、通った」
Ryoが歩みを止める事なく、言いました。
「なんでした?」
「黒いの」
「......(+∀+;)....!!!」
ワタクシは下を向き、息も絶え絶えで歩いていたので、全く気が付きませんでした。
「...で....大きさはどれくらいでした?」
「こ~れくらい」
と、Ryoは両手で長さ1m高さ50cm程の楕円を描いて見せました。
「そうですか...(+∀+;)。。。」
タヌキやアライグマであって欲しい...という、ワタクシの淡い期待を裏切る大きさでした。
そして、そのサイズを心底イヤだなと思いました。一頭では無い可能性が濃厚になったからです。
「お尻とか、大きくて、まあるい感じだったよ」
Ryoはトドメの一言を放ちます。

自然と二人の鐘を振る力が強くなりました。
「どれくらい先でした?」
「あそこ。あのカーブのちょっと手前、一本、大きな木が生えているところ」
Ryoは、15m程先を指差しました。
今、ワタクシたちは早足でドンドン、そこへ接近しています。
出現したところへ自ら近づかなければならない不条理...。しかし、後戻りは出来ません。

「横切っただけですか?」
「うん。左から右へ、サーッって。草むらに入って行った」
「春ちゃん(犬)くらい(+∀+;)?」
我ながら、往生際の悪い質問です。
「全然っ!!ず~っと大きかった」
「そうですか...(+∀+;)。。。」
「黒くて、丸くて、モコモコしてた」
「わかりました......。」
もはや、一片の疑念も疑問もありません。
実際に目の当たりにしたRyoが普段とあまり変わらず、落ち着いているのが救いです。

「この辺りですね、横切ったのは?」
「そう。で、こっちの茂みに入ってった」
右手は谷になっていました。
その薄暗い茂みに隠れ息をひそめているのかと思うと気味の悪さを感じました。
立ち止まり、足元の濡れた土に目を凝らします。
確かにありました。林道を斜めに横切り、右手の谷へと続く足跡が。
大きさの割に歩幅があるのは、急いで通過したからでしょう。
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写真を撮り、再び歩み出した途端、左の谷、つまり、先程までワタクシたちが歩いていた川から、
これまで一度も聞いた事の無い声が響きました。
声変わりしたスターウォーズのチューバッカ副操縦士の様な声です。
1秒くらいの間隔で断続的に吠え続けています。明らかに子の安否を確認している様子です。
声質の厚みと深さは発する獣の肉体の大きさと重さを感じさせました。
戦慄しながらも、カメラで音声を録音しようとしましたが、
雨に濡れ、シリコンカバーを装着したカメラをポケットから上手く引き出せません。
しかし、今はそんな事をしている場合ではないのだ...と考え直し諦めました。

左手の川の方にいる親、右手の茂みに潜んでいるはずの子。
完全にワタクシたちは挟まれた状態でした。最も避けたい位置関係です。
一層強く鐘を振り、駆け足にならぬ様注意しながらも、出来るだけ速く歩きます。
頭の中では、めまぐるしく、あるゆる事を考えていましたが、
話す言葉は恐怖につながらないものだけを選びました。

二人の長靴の踵が地面を蹴る音、砂利が擦れる音、二つの鐘が作り出す唸る様な鋭い金属音、
自分達の話し声、雨合羽を叩く雨粒の音...そんな、混然とした音に、
聞こえてはいけないはずのノイズがくっきりと浮き立つ様に混入してきます。
自らが発していない音をこれほど異質に感じたことはありませんでした。

ワタクシたちが遠ざかっている事を知らせるため、Ryoの耳に声を少しでも入れたくないという思い、そして、無意識のうちに声を掻き消したいという気持ちから、
さらに強く鐘を振り、大きな声でRyoに話しかけます。
そっと腰のナイフカバーのホックを外し、柄を握りやすい位置へ移動させ、
これを使う事が無い様、祈りました...。
時折、後ろを振り返り、左耳で鳴き声との距離間を確かめ、
横目で道路脇を観察します。わずかな変化も逃してはなりません。

そうして15分程歩きました。キリキリとスネの筋が攣りそうになってきた頃、
木々が切れた向うに、やっとゲートが見えてきました。
ぽかんと開けた場所はことさら明るく見えました。
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背後を心配しながらゲートをくぐり抜け、車の周囲を見渡します。
ドアを開け、すぐに二度、三度クラクションを鳴らしました。
大きな音で聴覚が収縮し、ゆっくり戻った後には、雨が車の屋根にあたる虚ろな音、
樹間からこぼれてくるせせらぎ、静かに濡れそぼる植物達が立てる微かな音だけでした。

6時近くなり、すっかり暗くなりました。
ワタクシは、もう一度、林道奥の薄闇に目をやってから、エンジンを始動させました。
送風口から生温い湿った風が吹き出し、しばらくして人工的な冷風に変わりました。
その心地良さは、今、無事でいる事を強く実感させました。

「Ryoさん、大丈夫でしたか...?」
「うん。びっくりしたけど、大丈夫!!」
「驚いたでしょう...」
「目の前を通り過ぎた時は、全然だったけど、後から声がし始めたでしょ、あの辺からヤバいかな~って思った」
「あれにはワタクシもまいりました...」
「ね、お腹すいちゃった...」
「(笑)ビーフカレーを作ってあるんです。早くお家に帰りましょうね(+∀+)」

夕食のカレーライスを頬張りながら、ようやくRyoに質問をしてみます。
「ところで...初めて見た時の感想はいかがでしたか?」
「真っ黒だったから、シカじゃないな~って思ったよ」
「そ...それだけ...(+∀+;)?」
「お尻がモコモコしてて可愛かったよ」
「よく言いますよ...。ワタクシ見なくて本当に良かったと思ってます」
「イヤイヤ...あれは見た方が怖くないんだってば」
「そうですかね~(+∀+;)??Ryoさんだから平気なんでしょ」
「川のどの辺にいたのか、下を覗きたかったんだよね~」
「ワタクシ絶対ムリッ(+∀+;)ムリムリ!!!! Ryoさん、あの状況でよくそんな事考えますね...。
ところで、気付いていました?」
「なに?」
「今の今まで、ワタクシたち「熊」という言葉を一度も口にしてないんですよ...」
「ホントだねっ(笑)!!」
「無意識に避けてたんでしょうかね~...(笑)」
二人、大笑いです。

「ところで...ワタクシたちが川を歩いている時、林道と川の間の狭いスペースにいたんでしょうね」
「多分ね...」
「今日は途中で上がる事も考えたのですが、そうしなくて本当に良かったです」
「あの子も、カランカランしてるのに出てくるなんて、どうかしてるよね~」
「子熊は川の方から這い上がってきて、林道脇の草むらに隠れていたんでしょうね。そして、ワタクシたちが接近してくる恐怖に負けて飛び出したんだと思います。すぐ後ろに親熊がついてきてなくてホント良かったです...。飛び出した子熊を守る為に確実に出て来たと思いますよ。殆ど逆ギレなのですが...。ん〜...あれは親の教育が悪いっ(+∀+)!!」
「そうだ!そうだ!!でも、前に出てこなくて本当に良かったね~...」
「ワタクシたちが踵を返して山奥へ帰って行くわけにもいきませんしね...」
「それにしても、とうとう遇っちゃったね...」
「ネ~...。さて...この話、イモートさんにするのが楽しみだ~っ(+∀+)はは!!」

今回は、無事に帰ってくる事が出来ました。
あらためて思うのは、二人でいて良かったという事です。
もし事が起これば、互いを守る事はおそらく出来ないでしょう。
それでも、二人でいた事で少しでも平静さを保つ事が出来たと思います。

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by motoronron | 2012-09-15 23:25 | 三笠 | Comments(12)
本日は....チョ〜雨(+∀+;)!!!
昨晩からドザドザと降り始め、ず〜っとドザドザドザ〜.....ありえない〜。

今日の予定は...。
奈井江川は工事で通行止めなので、その隣を流れる美唄川へ行くハズでした。
「今度、行こうね」と言いながら、西方の新十津川〜雨竜系へ行きはじめてしまったので、
長らく計画が放置されておりました。おまけに、先日、アルビアンさんにオススメ頂いたので、
こりゃ、間違いありませーん(+∀+)!!!
昨晩、一生懸命、資料も作ったのに〜....なのに、すんごい雨。。。

仕方が無いので...下見に行く事になりました(笑)。
美唄川〜三笠博物館という計画です。
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美唄川のダム(美唄湖)の所まではスイスイ。メイン道路はダムを過ぎて1.5Km程で途切れます。
上流に行くには横の細い道へ行くのです。。。がっ!!
横道はあまり整備されておらず、流水でエグられまくり〜。
ワタクシの車では進めません。も〜、ががんのがーーーーーん(+∀+;)!!!
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今回はあきらめて、三笠へ向かいます。
博物館も数年ぶりです。リニューアルしてから一度も行っていません。
「化石のキセキ」という特集をしているハズです。
三笠市内を強い雨に叩かれながら通り過ぎます。やっと博物館が見えて来ました...。
恐竜の頭がニョッキリ見えています....通り過ぎます。

覆道を過ぎ、桂沢湖を過ぎ、停車したのはコテージの沢です。
ここも、2年ぶりでひさしびり〜。
ビショビショになって草を掻き分け降りて行きます。
先行者ありありですが気にしません。水量は普段よりちょっと多い位で大した事ありません。
割跡は無数にあれど...内容はともかく...コテージの沢では一番の収穫となりました。
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5時過ぎになり暗くなって来たので、林道へと上がりました。
分離が悪いので、あまり細かく出来ず、リュックはパンパンでフラフラです。
そして、帰りの林道....チョ〜怖い目にあいました〜(+∀+;)!!!キャーーー!!!

詳細記事はコチラ〜(+∀+)。

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by motoronron | 2012-09-09 21:38 | 三笠 | Comments(10)
I春別川にかかる上○橋。化石採集を始めた頃から何度も訪れていました。
レトロな橋の姿はもちろん素敵ですが...やはり眼を奪われるのは高さ100m程の大露頭。
しかし、川は深く、ダムの斜面が急で怖いので、いつも断念してしまいます。
渇水時ダム底が露出し草原になったので歩いた事もあるのですが
川付近は深い泥で、足をとられたら動けなくなります。崖下は水深があり近寄れません。
すぐ側なのに...行けそうなのに...悔しい〜。

4月中旬。川がどんな様子か、ちょいと散策してきますか...と
Ryoと二人、お弁当をつくって軽い気持ちでお出かけしました。
おなじみの覆道上は雪で駐車スペースもなくダメダメ〜...残念。
「今年は大雪だったからどこも雪が随分残っていますね〜」と話しながら、
○桂橋の入り口を通過すると少しだけ除雪がしてあります。
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相変わらず、良い橋、よい露頭...(^ ^)。足跡がないので最近は誰も来てないみたい。
橋から露頭を眺めると、ダムの斜面で雪崩がおき、川に落ち豪快に飛沫を上げています。
崖の方では絶えず乾いた音を立てて崩落している様です。
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やっぱり、ダメか〜...と諦め気分でいたところ、
Ryoが指をさし「こーいって、あそこいって、あーいけば行けるんじゃない?」と言い出しました。
正直、ワタクシは怖くもあり、そんな簡単かな??と思ったのですが
「行きたい〜!!」気持ちを後押しされてしまい「じゃあ...行ってみようか?」
と言ってしまったのでした。

先に言っておきます。
採集に危険はつきもの...とは言え、二度と!!この様な軽率な行動はとりません。猛省しております。

さて、お弁当を食べて意気揚々とスタートです。
この時はまだ期待感と4月の空気の心地良さばかりです。
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斜面に取り付いてすぐに、アチャ〜...コレハタイヘンダ...と気がつきました。
足場は悪く、掴まる物もあまりありません。想像以上に斜面もキツいのです。
防寒長靴なので動作も制限されてしまいます。
ワタクシが先に立ち、足場を作りながら先へと進みます。
チゼルハンマーとチスを斜面に突き立て、慎重に体を移動させます。
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現場では疲労と必死さの方が大きく恐怖感が薄れていましたが、
改めて写真を見ると恐怖を感じます。川が下の方にありすぎる〜(+∀+;)コワイ〜

斜面の上の方にはノジュールがいくつか入っていました。
木の根を登り、いくつか割ってみると状態の良いものは出ませんでしたが、
ポリプチさん、テトラさん、イノセラさん等が入っていました。
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幾多の難所を抜け、ようやく崖下にたどり着きました。
たったこれだけの距離に一時間以上!?何もしていないのに既にドロドロで疲労困憊。
帰りは大丈夫なのだろうか...?はやくも不安になります。
陽が傾き始めました。暗くなってから戻る自信はないので、
一息つく間もなく化石探しを開始します。が、意外に無い(涙)!
これだけの石があるのだから、もっとありそうなのに〜。
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Ryo先生、疲れがひどく、おまけにあまり無いので、ご機嫌麗しゅ〜...くない!!
慌てるワタクシ!! 何でもイイから、とにかく化石化石!!どこどこ〜?
いつもなら荷物を軽くするため出来るだけ割る派なのですが、今日は時間がない。
ちょっと叩いて良さそうなものは丸々リュックに放り込みます。
落石を避けながら、崖下を行ったり来たり、登ったり降りたり。
たまに10cm程のアンモは出てくるけれど、想像と違って大物はいないのです。
ハーハー息を切らして、デカノジュールを割りまくるもハズレばかり。
憧れの場所故、期待が大き過ぎたかしらん...。
石に足を取られながら歩いていると...「うわっととと!!!!危ない!!」
大きなシカの死骸が〜。落石にやられたのか、落っこちて来たのか、
ぐっちゃぐちゃ〜でペッシャンコ〜(+∀+;)あ〜ぁ。チーン。
危うく踏んづけちゃうとこだった。
目覚めたクマたんがおやつ欲しさに来ないかとドキドキ。今来られたら逃げる場所は無いです。

陽も落ちかけ、Ryoはすっかり疲れてしまった様子。夢の大収穫ではなかったけれど、
二人ともリュックはそれなりに重くなっていました。
「そろそろ帰りますか...」と言いながらも、未練がましく目だけはキョロキョロ。
Ryoはさっさと先に歩き出しました。後からついてゆくワタクシの目に飛び込んで来たのは
川の側、水気の多い泥に埋まった40cm程のアヤシ〜玉でした。Ryoを呼び止め
「これ、多分....アンモだと思う」「ホント〜?」「多分...」
あまりに汚いのでワタクシも半信半疑...。手袋でゴシゴシとこすると
うっすらと縫合線らしき物が見えました。
「アンモ!!!アンモ!!!これアンモ(+∀+)!!!」
ワタクシが、これほど喜んでいるのは、初めての地で採取した!という事ではなく、
初めて丸っとそれなりの形を保った大きなアンモを見つけたからなのです(汗)。
まさか、自分が大きなアンモを採取する日が来るとは〜!うれし〜(+∀+)!!!
しかし、いざ掘り出そうとしてみると...重い。こ、こんなに重いのはとても無理だ。
手探りで裏側を少し削り、泥玉アンモを二人掛かりで無理矢理リュックに詰め込んでいると、
背後で、それまで耳にしなかった音がしました。ゴロゴロとググググを足した様なくぐもった音。
振り返ると高い位置からの落石が増えはじめ、しばらくして
「ブシューーーーーッ!!!ガラガラガラガラ!!!!!」と勢いよく崖から噴水の様に
泥水と石が真横に吹き出しました。
突然の鉄砲水の量と勢いに二人は「おぉ〜....」と感嘆するばかりでした。

落ち着いた様子なので、背負って立ち上がると、愛用の999円のリュックはミシッ!と
裂ける様な音を立てます。お願いだから帰るまでもって〜。
先に採取した分も合わせ、相当な重さになり、立っているのもしんどい...。
手ぶらで来る時だって、あんなに大変だったのに。これは...無事に帰れるのか?
足はガクガク、倒木をまたげずオロオロ。
その上、Ryoからは「家に帰って洗ったら泥玉だったりして〜(笑)」と言われ不安になります。
斜面にとりつくと、やはり怖い!眼下では足場として使っている積雪が
下の方から崩れては大きな音をたてて川へ落ちてゆきます。
斜面にへばりつき「あ〜重い、あ〜怖い、自分のバカバカ...」と猛省しつつ、Ryoに足場の位置など指示を出します。
しばらくしてRyoは「疲れた!アタシは上を行く」と一段上のルートを選んでしまいました。
ワタクシとしては、体力は使うけれど一度通ったルートの方がよいのでは?と思ったのですが、
川へ真っ逆さまの危険がやや少ない上ルートも悪くはないかと考え、二手に分かれる事にしました。
何度も足を滑らせヒヤヒヤしましたが、ルートを作る手間がいらないため
ワタクシは思ったよりも短時間で橋のところまで戻ることができました。
防寒具の外側まで汗でびっしょりと濡れ、足は疲労で震えていましたが、無事付いた事で安心し、
雪の上に寝転んだままクマ鈴(景品所で使うベル)を鳴らし続け
Ryoからの返事を待ちました。けれど、しばらくしても鐘の音が聞こえてきません。
さすがに不安になり、ハンマーと鈴だけを持って慌てて迎えに戻りました。
大分、引き返したところで、ようやくRyoを見つけました。
雪だけの急斜面の中程、全く手がかりの無いところで動けなくなっていました。
戻る事も難しい様なので、ワタクシが上からそこまで降りてゆき、
一度Ryoのリュックを引き上げてから、登って来る様に言いました。
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大きな声で笑いながら冗談を交えて励ましつつも、内心、いつ、Ryoがコロコロところがって
泥川へ落ちるかと思い激しい緊張に心臓が痛い程でした。
Ryoは泳げない上、雪どけの冷たい水に落ちることの危険性、足場がない場所では、
自力で上がる事も、引き上げる事も、水中からのサポートも出来ません。
ね〜(+∀+)!!!こんな事、子供でもわかるのにね〜!!!バカバカ!!

無事、橋にたどり着いて記念の一枚が、ブログ第一回の投稿の写真です。
帰ってからゴシゴシしましたら、泥玉じゃなくて、ちゃ〜んとアンモでした〜(+∀+)。
34cm20Kg初めての大きなアンモ。うれし〜。

ハラハラ体験のおかげで、二晩続けて夢でRyoが落ちて行くシーンを見て、くらくらでした〜(笑)。

上○橋の露頭に行く方は...
・ロープがちゃんと使える人
・ボートのサポーターと一緒の人
・寒中水泳が趣味の人
...の、どれかでお願いします。

さてっ(+∀+)!!
この、アンモさんは、いったい誰なんでしょう?
つぶれて、よれて、決して状態はよくありませんが特徴は残っている様に思います。

チビの時にはイボイボがある様ですが、育った後はツルンとして見えます。
モチモチと厚みもそれなりにある様です。
なんだかわかりやすそうなアンモなのに、図鑑等を見ていてもピンと来ません。
御存知の方いらっしゃいましたら、御教示お願い申し上げます〜。
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他の採取品の一部
ウニ好きなのでうれし〜(+∀+)
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by motoronron | 2012-08-08 21:52 | 三笠 | Comments(8)