ブログトップ

化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

カテゴリ:穂別( 7 )

前回のつづきです(+∀+)。

<松樫MAP川>
この川とサヌシュベ川との合流は対岸にあって近寄れません。
佐主橋を渡り、すぐ左側にある林道から近づくのがベスト...なのですが、
鍵がかかっていました。歩く時間もないので、終了。
この頃は「魔法の鍵」を持っておらず、入れない所だらけだったのです。

「右側にダムの堰堤近くに降りる道があって、穂別川本流が見られると思うのですが...どれかしらん?」
とかなんとか言っているうちに、あっと言う間に通り過ぎてしまいました。
道央と道東を結ぶ主要道路故、思いの外交通量が多く、
皆スピードを上げているため、小心者のワタクシは、のんびり見る事が出来ません。終了。

<ぬまσ沢>
穂別大橋を渡ると、右手に国道に沿った林道と川があります。
大部分は新生代・滝の上層ですが、両脇に白亜紀層があります。
どうにか林道へ進入出来ましたが...こちらもチェーンがあって進入不可。
「どうします?1kmほど歩くと白亜紀層が出ていると思うのですが...」
「やめやめ、つぎ!」.....終了。

<穂別川上流>
穂別ダムの脇を北上し、穂別川上流へ向かいます。
右手にある沢はどれも白亜紀層があるはずなのです。
それぞれの谷や沢の間の距離を細かく調べてきたのですが、
道路がつけかえられたり、長い迂回路があったり、全く使い物になりませんでした。
おまけに絶えずダンプや重機が行き来します。
後に知ったのですが、穂別ダムの北側では道東自動車道の延長部分の
開通を1ヶ月後に控え、最終工事の真っ最中だったのです。
そして、ワタクシたちが進む道は「むかわ穂別 IC」へ続く道になる予定だったのです。

ダムの西側へは通り抜けも難しい様に思われ「ぬT=レまoまTょレヽ川」に行くのは諦めました。
現在位置も分からぬまま、ひたすら北上を続けました。
高速道路の下を通り過ぎた事でようやく位置を再確認。
ここから先は旧道が続いている様でした。

「もう4時を過ぎたので、これから沢に入ると暗くてよく見えないと思うんです。今日は、このまま上流まで行きましょう」
「そうだね。な〜んか、どこもダムと工事だな〜」
「ホントですね〜(+∀+;)」
作業車とはすれ違わなくなりましたが、相変わらず川へは近寄れません。
何度か高速道路の下を通ります。随分と奥まってきたにもかかわらず民家があるのには驚きました。
すぐ側には「熊出没注意」の看板。
「家の前に立てられても...ね〜(笑)」
「たしかに(笑)でもさっきから、アスファルトの上に熊糞あるんですよね」
「やっぱり多いのかな?」
「これだけ工事していても逃げないんですね」
高速、線路共にトンネルに入る辺りにゲートがあり、とうとう行き止まりです。
e0290546_2381114.jpg

車を降りると、すぐ側に大きな熊糞がありました。
チョイとつついて何をお召し上がりになっているのか検分。
ブドウを中心とした木の実と小さな甲虫が少々でした。
雑食といえども、内容物に偏りがあります。
その都度、そこにある食物を平らげるからでしょうか。
e0290546_238953.jpg
e0290546_238618.jpg
左手の露頭に白い部分があり、近寄ってみると無数の貝化石でした。
「Ryoさん、これ全部貝です」
「スゲ〜!!ちーちゃいのがイッパイ入ってる」
「きっと、新生代の滝の上層です。川に降りてみましょう」
斜面に崩れ落ちた岩も全て同じもの。河床にもビッシリ入っています。
e0290546_2375449.jpg

砂岩質の岩の中にはシジミの様な貝化石が密集していました。
「どっかで、こんなの見たよね?」
「美流渡"一の沢"と化石や岩質が似てますね」
e0290546_238349.jpg

これはカキでしょうか。
e0290546_2375814.jpg

薄暗くなるまで採取し、6時頃、川を後にしました。
e0290546_2374958.jpg

「さすがに今日は疲れましたね」
「最初の砂防越えで体力消耗しちゃったもの...」
「ワタクシもです。今回は下見、次回は採りますよ〜(+∀+)!」
「よしっ! 採るぞっ!! ....で、いつ?」
「近いうち...です」
「明日はダイスキノ川でしょ、夜はモーライで焼肉もしなきゃいけないし〜...。じゃ、明後日だな」
「すごいスケジュールですね...そのあと出張で大丈夫なんですか?」
「採るぞっ!!」
「は〜い(+∀+;)。。。」
[PR]
by motoronron | 2013-02-24 23:23 | 穂別 | Comments(18)
2011年 9月上旬

「おことわり」
今回はいつにもましてヒドイ記事です...(+∀+;)。
くれぐれも期待して読まれぬ様お願い申し上げます。

初めて穂別へ行く事にしました。
じわじわと広がる様に新地開拓をするワタクシたち、
夕張すら殆ど未採集なのですから当然穂別には辿り着けませんでした。

「今回は初めてですから、少しずつ調べて歩きましょう(+∀+)」
「了解!!」
「ですから...」
「了解!!」
「...(+∀+;)。そうです...採れなくても、文句を言ってはいけないのです」

国道274号線を夕張から穂別へ。登川トンネルを抜けると穂別です。
「いよいよだね。初めての所ってワクワクするな〜」
「いろいろ調べて来ましたが、ポイントが多く、全部は回れなそうです。しばらく、こんな感じで通いましょう」
「穂別はどんな化石が出るのかな?」
「まず、ワタクシたちがよく採取している新生代・幌内層(ぽろないそう)があります。白亜紀はレンジが広いので様々な時代の化石が出る様です」
「じゃ、これまでと違うアンモ出るんだ!?」
「そうなんですが...。今回、行きやすそうなのはサントニアンが多い気がします。ダイスキノ川みたいな感じですかね?」
「そっか。ま、アタシはコザコザ系がイッパイあれば、どこでもイイんだけどね」
「さて、もうそろそろ、右手に林道への入口があるはずです...」
わからないまま過ぎてしまいました。二度Uターンし、やっと見つけました。

<±ぬUゅ∧〃川支流>

「国道に平行して林道と川があります。そして流れに沿って狭くサントニアンがあり、枝沢の上流は函淵層〜幌内層になります」
「えぇ〜...ハコブチ?それいらないな〜...」
「まぁ、ハコブチには期待していませんが、出ないゾーンに達した時、分かり易くて良いでしょう?」
古い橋から川を覗き込みましたが降り難そうです。駐車スペースもありません。
しばらくウロウロした後、林道に入ってすぐの製材場の脇に車を置かせてもらいました。
脇には支流があり、そこから目的の川へと出ました。
e0290546_2244891.jpg

「ここは下流に行くとハコブチなので上へ行きましょう」
足元の石を丹念に見ながら進みます。
「コザコザ系あんまし見つからないね」
「石の感じからして、ありそうな雰囲気なんですが...」
「あ、これはポリプチの破片が入っています」
その後、ノジュールひとつ見つけられず、500m程歩くと分岐していました。
「どっちにしましょう...」
「どちらでも〜」
「では、今日は左にしましょう(+∀+)!!」
この選択は完全に間違いでした。
細い沢をしばらく行くと高い砂防が現れました。
e0290546_2221828.jpg
「右側から上がりましょう」
笹を掴んで急斜面を登ります。足場は悪く、隠れて深い溝もある様です。
砂防ダムの横を過ぎても、降りられず、川に近づく事が出来ません。
薮こぎに慣れてきたとは言え、笹薮の中の移動は重労働です。
先頭を歩くワタクシはすっかり息があがってしまいました。
e0290546_224856.jpg
15分程かけて、やっと抜けましたが、すでにグッタリです。
「こりゃ、帰りも大変だな...」
「ですね。ハァ〜...気持ち悪くなっちゃいました...(+∀+;)」
e0290546_2224530.jpg
数十メートル歩いたところで、やっとノジュールが出てきました。
「Ryoさん、アンモですよ〜!!」
「ホントだ、結構コザコザしてるね。ここのは茶色っぽいのか〜」
この後、大小5つもの砂防ダムが現れました。
時折、破片は見つかるのですが、良い成果が得られず、
つい奥へ奥へと進んでしまいます。
そして、急に傾斜がきつくなり、沢の様子もなんだか険しくなってきました。
階段状の流れが続き、最後は滝登りの様相を呈してきました。
e0290546_2231052.jpg
e0290546_2232080.jpg
「Ryoさん、ここまでにしましょ〜(+∀+;)」
「これはもうムリだね。化石もぜんぜん無いしさ」

戻る途中、状態の悪い二枚貝の化石を幾つか見つけました。
e0290546_2271812.jpg
e0290546_2271512.jpg
地質図では函淵層ですが、もう少し新しい時代の化石の様です。

再び、砂防と笹薮を越え、やっと沢の入口に戻ってきました。
「こんなに辛かったのは初めてですね...」
「もう、ここ二度と来ないからね」
「ワタクシだって(+∀+;)!!」
大した距離ではないのに、2時間半もかかってしまいました。
「右側の流れは次回探検しましょう」

<カナカナカナ....の沢>
先の沢で粘ってしまったため、3時近くなってしまいました。
「ここは白亜紀層が短いのでササッと見ましょう」
川へはスロープがあって降り易いです。
e0290546_2247391.jpg

アンモやイノセラの破片が入ったノジュールが転がるも、まともな化石は出てきません。
「おっ、なんか出たよ!」
Ryoがノジュールを割るとスナモグリの爪が出てきました。
「これは、上流の幌内層からの転石ですね」
300m程でまたもや憎き砂防ダム。幸い林道が横にあるので上がります。
e0290546_22594352.jpg
再び川に降りて50m程でまた砂防...。
「なんだよ〜....」
「...ま、イイでしょう。そろそろ白亜紀ゾーンは終わりなのです(+∀+;)」
「短っ!!!」

穂別ダムの方へ移動します。
「この辺りも白亜紀層が出ているはずなんです。護岸もしてあって、民家があって、ちょっと川に入るのためらいますね」
「工事もしてるね。ほら、あそこなんて川の中にユンボ入ってるよ。スゴイな〜」
豊進のキャンプ場を過ぎ、稲里に入ります。
「この地名、化石のお店の産地説明でよく見ますよ」
「いっぱい化石出るのかな?」
「でも、地図で見ると「稲里」って、すごく広くて、どこが良い産地なのか、さっぱり分かりませんでした(笑)」

つづく
[PR]
by motoronron | 2013-02-24 23:01 | 穂別 | Comments(4)
穂別・稲里・±ぬUゅ∧〃川支流

6枚目の写真のコザコザ系をクリーニングしてみました。
ゴードリさんが、グチョンと潰れ、めり込んじゃってるのが残念ですが...
同じ位のサイズで、くっついててカワイイかなと思っています〜(+∀+)。

クリーニング自体は微妙な出来なので、いつか気が向いたらお直しするかもです〜。

e0290546_205815100.jpg

[PR]
by motoronron | 2012-10-06 13:11 | 穂別 | Comments(17)
2012年 7月上旬

夕張のT=〃レヽ£(≠σヵゝゎ(ダイスキノ川)を歩いた後、
夕張と穂別の境界付近から流れる±ぬUゅヵゞゎ支流に行きました。
(川の名前はギャル文字で書いております)
ここは、初めて来た時、ワタクシめが地図を読み違え(初産地なのでどこに入ってもイイのですが)
酷く急な沢を登る羽目になり、おまけに砂防に次ぐ砂防...化石少なめ...という地獄を味わった所です。
その後、目的の支流を見つける事が出来ましたが、細い沢で化石の数も少ないです。
何より、コザコザ系が極端に少ないため、Ryoはあまり良い顔をしません。
それでも、ココにとりあえず寄ってみるのは...。
初めて大きめアンモとハウエリセラスを採取した沢だからです。
いつも「ついで」で来てしまうため、砂防ダムで終点にしてしまいますが、
地形図を見る限り、さらに奥1Km先までは流れは続いていると考えています。
もうひとつ、ワタクシたちの気が進まないのは...閉塞感のある雰囲気です。
この沢よりも鬱蒼とした沢も、見通しの利かない沢もあります。
しかし、この沢は心がざわつき、なんだか落ち着かないのです。

風水的に、まず二つある(坤と乾)砂防ダムの角度と並びがよくありません。
ついで、国道にかかる高い橋(艮)が旧道に覆い被さる格好となっているため、
林道口(座)から川の入口(向)への気の流れが滞り、
いずれも陰陽バランスが甚だ悪くうんぬんかんぬんぽーん(+∀+)!!
トイレのスリッパの色をピンクとかにしたらイーと思うです。
結局、いつも夕方近くなってから入るのでコワイのです。

いつもの停車場所は砂防ダムを少し過ぎた辺りですが、今日はもう少し奥へ進めました。
川の方へ向かって元作業道と思われるスロープがありました。草に覆われていますが、
帰りはここから上がると楽そうです。
この日も、4時頃に入渓しました。
スタートはいつものダムの付近からです。草を掻き分け、護岸に使われている針金ネットに
ウェーダーを破られぬ様注意して斜面を下り、すぐ見える大きな砂防ダムを伝い川へ降ります。
ダムの上は浅く広く静かな流れです。

Ryoは、あまりノリ気では無い様子で、ハンマーの先で足元の石をツンツンしています。
「今日も化石あんまり無いみたいだな~」
「拙速すぎます(+∀+;)少ないのは毎度の事です...今日も遅いので早めに終点まで行きましょう」
「ここ、いっつも暗いんだよね~」
「山間で日が届き難いんですよね」
「前なんて、殆ど何にも見えなかったじゃん」
「秋で天気も悪かったですからね...」
「よく見えないから、デカアンモ思いっきり叩いちゃったんだよね」
「(笑)Ryoさんが非力でホント助かりましたよ(+∀+)」

水深も浅く歩きやすいのですが、やっぱり、なんだか落ち着かない沢です。
クネクネと曲がった細い流れを上流へ向かいます。
途中あらわれる露頭に何か入っていないかチェックしますが...ありません。
e0290546_14163892.jpg

「ね~来て来て、ゴードリさんでたよ」
「金色が入っていてキレイですね(+∀+)イイの採れたじゃないですか~!」
「でも、もうちょっとさ、コザコザ系が出てくれないと、間が持たないんだよね~」
「たしかに~(+∀+;)あ、ワタクシも大きめのが出ましたが、グズグズでダメですね...」
「ゴードリさんか...中が結晶化しててモロモロだね」
「こりゃ修復はムリですね。折角なのに残念です...あれ...?ここの部分、もしかするとウニの断面かも。結晶っぽいところの感じなんて完全にウニですよね...小さめですけど、やっとウニゲットですかね~(+∀+)!?」
「まっぷたつだけどね」
「ふ...(+∀+)。。。。」
e0290546_15295436.jpg

両岸が背の高い草に覆われた所に来ました。
「この辺りが、Ryoさんが大きいのを採ったところですね」
「今日はなんにもないね...」
「いつも、あのサイズが転がっていたら、素晴らしいんですけどね(笑)」
それ以降もあまり大きなものは見つけられず、結局、終点のダムに着いてしまいました。
「どうする?上も見てく?」
「いや、この先は初めてですし、夕方なので日をあらためて来ましょう」
e0290546_14161910.jpg

引き返す途中、幅の狭い石溜まりから、見落としていたノジュールをいくつか拾いました。
e0290546_15294965.jpg

e0290546_1530683.jpg

e0290546_15301011.jpg

収穫の少ない日ですから、ドンドンその場で割っていきます。
ワタクシが叩いた石からピョンと何かが飛び出て、川に落ちました。
拾い上げると、U字形でネジネジ...水に塗れて黒く艶やかに光っています。
「何それ...。ポリプチ...?」
「ん~...。だと思いますが、いつも見るのとは違う種類みたいですね」
「なんだかキレイ過ぎて人工物みたい」
「たしかに(笑)断面は少し潰れた感じですね。初めて系かしらん?」
e0290546_15295817.jpg

e0290546_1530238.jpg

「アタシのノジュールも割ってみて」
「お、イイ感じで割れましたね~。ゴードリセラス・テヌイリラタムっ子ですかね?」
「キレイに出たね~」
e0290546_15294462.jpg

見るべきものが少ないので、早めにダムまで戻ってくることが出来ました。
「折角なので、ダム下も見て帰りましょう」
「そだね。アタシ、ココでトイレしてく」
Ryoのナワバリ拡大事業の終了を待たずに、ワタクシは下へ降りて行きます。
大きな砂防ダムなので落差はあるのですが、下流に向かって右側には、
いつもシカが歩いていると思われる小道があり降りやすいのです。
下流の石のありそうな場所を早足で見て回って戻ると、ちょうどRyoが降りて来たところでした。
「ん~、やっぱり暗いな~...殆ど見えないよ」
先程よりも谷が深くなった上、Ryoは虫除けの網をしているので余計見づらい様です。
「出来るだけサーッと見ますから、待ってて下さいね」
腰を屈めて目を凝らしてノジュールを探します。
「あ、みつけました!!状態はあまり良くないですが、小さめのハウエリセラスが少し出ましたよ。断面からすると外巻は最初からバラバラの様ですね...」
「ハウエリって、ココでしか採った事ないよね?」
「あとは、Ryoさんが浦河で採ったのだけですね」
珍しいアンモナイトではないのでしょうが、ワタクシたちは大変気に入っています。

5時半を過ぎ、さすがにワタクシも目が利かなくなって来ましたので上がる事にしました。
高い位置にある国道~林道~川と段になっているため、林道と川の間は広い湿地となっています。
一歩進めるごとに、グジュグジュと音を立て足が沈みます。
倒木を潜りながらブッシュを進みますが、なかなか予定の作業道跡が出て来ません。
随分進んでしまったので、今から川へ戻って上がるのは面倒ですし、このまま進むのもままなりません。
なんとか良い方法は無いかと見回していると、ブッシュに切れ目が見えました。獣道です。
きっと動物は少しはマシな所を歩いているはずです。近づいて行き、草を分け顔を入れました。
e0290546_14164464.jpg
「うげろん(+∀+;)!!」
「どしたの?ダメそう?」
「ん~...いや...イイ所にケモノ道があったので、通ろうかと思って覗いたら...(+∀+;)」
「あ~...それ、熊の足跡じゃん...」
「....どうしますか?」
「ん?今、歩いてないんだから、別に使ってもイイんじゃない」
「そう...かな(+∀+;)?」
ワタクシは、ナーバスな気分で草のトンネルを進みます。
最後に現れた大きな倒木を越えると、当初予定した所ではありませんでした。
「あらら...ぜんぜん違うところに出て来ましたね(+∀+;)」
「車、あんなトコにあるよ。上からはこんなヒドイなんて分からなかったね~」
「それにしても、ヤブ漕ぎは、するもんじゃないですね...すっかりバテちゃいました...」
「暗いな~。もう6時か、さ、帰ろっか...今日のごはん何?」

案の定、二匹目のドジョウはいませんでしたが、
小さくとも、それなりにキレイな化石が採取出来て良かったです。
この日は、ダイスキノ川で大きな発見があったので、オマケ探検としては十分でした。
[PR]
by motoronron | 2012-09-21 15:47 | 穂別 | Comments(8)
昨年から、穂別に足を運ぶ様になりました。
穂別は、ワタクシたちが初めて「大きい(+∀+;)!」と思えるアンモを採取したので、
決して印象は悪くないのですが、Ryoの大好きなコザコザ系(熊本弁:細かいモノが密集する様)が
少なかったり、全く出なかったりするので、少し躊躇してしまいます。
それでも新地開拓は大切。どんな所か一度は行ってみましょうね...とチマチマ通っています。

6月下旬。穂別川本流。ヌタポマナイ層が出ているという露頭に向かいました。
助手席ではRyoが生まれたばかりのワタクシの妹さんのbabyへのプレゼント作りに没頭し、
猛烈なスピードで針を進めていました。

目的地は思ったよりも整然と開発され、車を置くのも少々はばかられる感じです。
夏を感じさせる良く晴れた暑い午後、ワタクシは早くも汗だくです。
川幅の広い穂別川は通常もっと深いのかもしれませんが、渇水でとても歩きやすいです。
e0290546_1313824.jpg

入りやすい場所とあって、やはり先行者がいました。
数は少ないですがノジュールの割跡が散見されます。
川の淵に露出する灰色の泥岩層は穂別の他の場所のとそっくりなので、
これが白亜紀のものと考えました。
化石の数は少ない様ですが、あることはあるようです。

横の小沢に入ってみました。さほど奥が無いらしく、じきに支流に沿った林道にあたりました。
大きめのノジュールを幾つか割りましたが何も入っていませんでした。
e0290546_1322472.jpg

再び本流に戻り、上流へ向かいます。大きなポリプチさんを拾いました。
スレまくりですが、なんとクリーニングのしやすそうな子でしょう...。
e0290546_132361.jpg

川縁に溜まった泥の中からこんなノジュールを掘り出しました。
なんか、左にトゲトゲした感じのアンモがはいってる...(+∀+)??
一部しかない様ですが、お初系アンモです。何かな〜ウレシ〜。
e0290546_1333098.jpg
ところで...今気付きましたが、中央やや右の子って、もしかして「すかひてす」でしょうか??
そんでもって...もしかして、ヌタポマナイ層って?チューロニアン?
スカフィテスなら...小平採取がお初じゃなかった事になります〜(汗)んが〜。

おっ!お昼寝中のアオさん発見〜(+∀+)!!
捕まえようとすると、しゅるしゅるしゅる〜!!と川の中へ...。
わ〜泳ぐの上手いな〜!!!と思って見ていると、慌てて戻って来ました(笑)ん〜カワイイ。
e0290546_1332576.jpg

大きなノジュールが露頭に沢山入っています。カッコイイですね〜。
この中には...きっと...大きなアンモが〜...入ってないのでしょ〜ね(+∀+)!!
この辺りで、白亜紀系は終わりでしょか〜。
e0290546_133527.jpg

支流の入り口も少しだけ覗いてみました。
これは...もしかして...滝の上層(中新世)から流れて来た?
こんなコザコザ見た事あるよなないよーな。
e0290546_1341027.jpg

これもかしらん??白亜紀?ちっともわかりませ〜ん。
e0290546_1342238.jpg

ここでは、Ryoがモッサリした感じのネオフィロセラスをゲッチョしました。
(すみませーん訂正です〜っ(+∀+;)!!!アルビアンさんとZX9-Rさんからご指摘ありました〜。
これ、ネオフィロセラスじゃないそーです〜...マーシャライテスとい種類だそーです。
失礼いたしました〜(+∀+;)。。。)
e0290546_1345968.jpg

e0290546_135950.jpg

今度は奥まで行ってみましょう〜。でも、林道が沢に沿ってないので、
歩いて戻ってこなければならない様です。

本流で拾ったポリプチさん、思ったよりも立派な感じになりました〜。
太さと、それなりの長さ、そして何より、かろうじて残ったターン部分(+∀+;)!!
e0290546_1352351.jpg


謎化石のコーナー(+∀+)!!

これ、あんまりアンモっぽくない様な気がしています。
薄くて白くて、くびれがあります。アヤシ〜...。
e0290546_135502.jpg

e0290546_135591.jpg

これは...イノセラさん??
e0290546_1362570.jpg

これは〜、見た瞬間、北隆館・フィールドセレクション20「化石」P.139
「プティコダス・ラティシムス」ネコザメの仲間の歯...が頭に浮かんだのですが...ナンダ?
e0290546_1371554.jpg


短時間の採集でしたが、それなりに採れて良かったのでした〜(+∀+)。
[PR]
by motoronron | 2012-08-16 23:59 | 穂別 | Comments(4)
昨日発見した、すれアンモさんをお迎えに行きます。

帰り道、林道の入口らしきものを見つけたので
帰宅してから地形図を見ると林道が川に沿って続いている様です。
Ryoから誕生日に貰ったカメラはGPSロガー付きなのでココで威力を発揮(+∀+)!
PENTAX Optio WG-2
e0290546_23304371.jpg

ワタクシの999円リュックと何となくおそろです〜。
採取を始めた頃は、地図をたよりに「左曲がって〜、ややまっすぐ....いまこの辺り?
んで、右に大きくカーブして?ちょっと行ったら、橋が....なーーーーい(+∀+;)!!!???」
そんな事が幾度かあり、地図の川は当てにならないのを知ったのでした。
その後、地図の読み方も少し上手くはなったのですが、それでもやっぱり曖昧でした。
今では地図に実際にあった横沢を書き込み、より実用的なMY地図を作る様になりました。

「すれアンモ」の待つ場所に一番近く、川に容易に降りられそうな場所を探します。
知らない場所から不明地点に近づくなんて、GPSロガーが無ければ絶対無理です。
ゲートを越える技も魔法も無いワタクシたちは、ゲートは最大の敵!開いているゲートは悪魔の誘い!
徒歩を覚悟していましたが、幸いこの林道にゲートはありませんでした。
速やかにお迎えに上がり、デカハンマーで、ボカンボカーン!!回収!!
大きなノジュールでしたが残念ながら他には入っていませんでした。
それでもホクホクなワタクシたち(+∀+)。速やかに作業が終了したので、
オマケとして、昨日行かなかった支流の方へ行く事にしました。

こちらは、安全で歩きやすく、さらに先行者の割跡の多い沢でした。
「やっぱり、あんまり無いですね...ま、下見ということで...一応、橋のところまで行きましょう」
大きめ採取済みなので、気持ちは太平洋ぜよ(+∀+)氷砂糖をアゴアゴ食べながら進みます。
「しっかし、よく割ってありますね...」
「こんなにあって出てないのも凄い(笑)」
「ワタクシなら、こんなに体力ばかり使って出なかったら心が折れちゃいます」
「さぁ、今日はササっと流して上がりますか〜......ややっ(+∀+;)!?」
巨大な大福が転がっています...。コレは...。思わずじーっと見つめるワタクシ。
「それ、裏返してみて...」とRyoにお願い。
「じゃーーーん(+∀+)!!!きた!!おーきめ、にこめー!!」
なんだか見慣れないアンモで嬉しい嬉しい。
その後は極薄にのされたアタリメプゾシアをゲット。
オマケのつもりが、すっかり荷物は重くなりました。
護岸は高く上がるのは無理なので荷物はそこへ置き、身も心も浮き立つ気分で先に進みます。
間もなく終点、続きはまた次回のお楽しみです。
その後、ロープで降りて回収作業。

車に戻り、着替えていると後ろからジムニーが近づいてきました。
(もしかして化石の人...???)実はマジ化石探しの方と会うのが初めてなので緊張。
車が停まり、年配の方が二人降りてこられました。
「なんだ!?化石採って来たのか?」
ぐへっ、なんかコワイ感じ....(+∀+;)
「はい〜!そうなんです〜(+∀+;)へへっ...!!」極めてニコヤカに...。
振り向くと、Ryoは何事も無い様な顔をして淡々と片付け作業をしています。
「どっから来た?」
「は?はいっ!○○でありますっ(+∀+;)!!!」
「○○ぃ〜?アッチでもでるんでねーか!?」
「いゃ、はい、でも、白亜紀系はなくって、あのその...(+∀+;)」
な、何だ...?縄張り争いがあるのか??コワイヨ〜。
よりによってこんな日に大きめ採っちゃったよ...。はよ解放しちくれ〜。
「どんなの採れたか、見せてみろっ!!」
「え!?いゃ、そんな大したものは無かったですありますだ。割跡ばかりでした(+∀+;)」
「いいぃから、見せてみろ!!」
「は、はいはいはい、タダイマ!!!」こ、こえ〜(+∀+;)。。。
おいちゃんは、ワタクシのリュックを手にとると
中のビニール袋から先ほどゲットしたのをゴローンと無造作に道路に放り出し
指で泥を拭いながら、ブツブツつぶやきます。
「結構いいの採ってんでねーか...ブツブツ...〜か...いゃ、〜じゃ...肋が〜...ブツブツ」
「他にはっ!?」
「え!?えーと、あとは...こんなもので...」と小物を出します。
「なんだ、こんなもん家に腐る程ある」
「ひ〜!さいですか(+∀+;)すびばせん!!」
「他にはっ!?」
「えとえと、....これだけです全部の以上ですっ(+∀+;)!!!!」

話がどういう流れになるのかわからなくって、ウソンコついちゃいましたよ、も〜....。
もう一人のおいちゃんは、良く喋る方で、やや社交的。
「ブツブツおいちゃんの化石コレクションは凄いんだぞ」と教えてくれました。
あと、こんなハンマーを使うんだとトランクを開けて特注?のツルハンマーを見せてくれました。
気付けば、ブツブツおいちゃんは先に助手席に乗ってイライラして待っています。
「はやく車出せ!」

ふ〜っ。。。きっと、お二人とも有名な方なのでしょうね。
まさか、覚えていらっしゃらないと思いますし、このブログを見る事もないと思いますが、
念のため...(+∀+;)。や〜、その節は、お世話になりました。いつの日か、お邪魔して、
コレクションも見せて頂きたいかもしれないかなと思っていますので、次、お目にかかる際は
もう少しフレンドリーでニコヤカでお願いしますです(+∀+;)。

さて...メインの収穫は、回収アンモと謎のぐるぐるアンモです。
回収アンモ
e0290546_22343485.jpg

ぐるぐるアンモ
e0290546_22342795.jpg

ぐるぐるの方は、表だけクリーニングしてみました。
掘り進めると、デベソでビックリしましたがチビプゾシアさんがくっついていました。
e0290546_22352134.jpg

潰れちゃってるので、一応、ココまで。17cmでした。
e0290546_2249635.jpg

e0290546_22491813.jpg

e0290546_224930100.jpg

裏は露出していないのでもっとキレ〜だと思うのですが...。
ワタクシ鑑定団では大胆強気の「ペロニセラス(笑)」と出ていますが...
正しくは誰なんでしょう(+∀+;)?
[PR]
by motoronron | 2012-08-11 22:59 | 穂別 | Comments(4)
昨年から穂別へも足を運ぶ様になりました。
第一印象としては、ワタクシたちが普段好んで行く川に比べ、
全体的に化石の数が少なく、特にコザコザ系があまり無い様に感じました。
Ryoは特にコザコザ系ノジュールがスキなので面白くない様です。
三笠や夕張に比べて、ノジュールは柔らかく、
泥岩にポコンと泥アンモが直接入っている事も多い気がします。

注:コザコザとは...小さいものが密集する状態・九州語?Ryoは熊本人)

穂別定番パターンは...
化石になかなか出会えない。先行者もあまり採れていない様子。
Ryoが「ん〜あんまりないね」→「コザコザ系も無い...」→「ダメだな!この川は!!!」→「無言」
ワタクシハラハラドキドキ...(+∀+;)。
それでも、やや大きめのが最後の方でポンと出てホッと胸を撫で下ろす。

6月、稲里の初めての沢に行きました。草をかき分け降りてみると、
何だかスッキリしていて...逆に不安になる沢です。
はじめの方は護岸も多くしてあります。コレは...まずいです(+∀+;)!?
ウノメタカノメ...。どうにか小さなノジュールからアンモを見つけて
「ホラホラ!やっぱりありますよ!ココは白亜紀ですよ!」とRyoのご機嫌伺い。
e0290546_1615331.jpg

しかし、さすが穂別...無いのです(涙)予定の沢の分岐まで案外早く到着。
次回いつ来るかわからないので、とりあえず、入り難い方を選択して進みます。
時折、とても大きなイノセラさんやアンモさんの破片は落ちているのですが、
採取するべき化石があまりありません。
e0290546_1624245.jpg

先行者はもの凄い執念を感じる程、片っ端から叩き割っている様ですが、
中には何も入っておらず、ハイエナもできません。
こんな事では、とてもワタクシたちが見つけるのは難しいかも。
コザコザ系も無いし...。もう少しで白亜紀ゾーン終わっちゃう...(+∀+;)。
大分奥まで来てしまいました。Ryoも疲れ始め、そして...とうとうタイムアップ。

「大きい破片があったし、きっと出る時は出る沢なんだよね〜(+∀+;)ネ、ネ、ネ〜!?」
「歩きやすくって、奥の方はキレ〜で良い川なんだけどね〜(+∀+;)ネ、ネ、ネ〜!?」
と帰路につきます。テンション上がらず、疲れて言葉数も少ない二人。トボトボ...。
薄暗くなり始めた頃。小さな露頭の下でワタクシめとうとう発見いたしました!
大きなのジュールにアンモが入っています。スレてしまっていますが、なかなかの大きさ?
e0290546_1631817.jpg

一生懸命ハンマーを振るうのですが、余計な部分の石が硬くて全くとれません。
こんな時に限ってデカハンマー車だし...。とても丸ごと持って帰れません。
車まで45分かかるとして...往復+カチコン...とても時間が足りません。
「明日、迎えに来ましょうか?」とあきらめて帰りました。

きっと、ベテランの方なら、こんな化石をわざわざ採りに戻ったりしないでしょうね(笑)。
e0290546_1625396.jpg

まだ未クリーニングですが、何が出てくるのかな〜(+∀+)?
[PR]
by motoronron | 2012-08-11 16:11 | 穂別 | Comments(6)