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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

カテゴリ:小平( 29 )

1月、コンテナや段ボールに詰め込まれた石の整理をしていました。
クリーニングしているRyoさんの真横でハンマーを振るうので、
Ryoさんには何時間も小石が降り注ぎます(笑)。

そんな中、出てきたのがこのアンモナイト。
はからずも昨年最も通ったオビラッチョのラブラブの沢産。

ポロンと出てきた時には「ん〜、こーゆーのがいわゆるひとつのハボロセラスですか(+∀+;)?」
と、思いましたが、ワタクシにはよくわかりません。

時代はサントニアン〜カンパニアン
螺環は薄く、へそまわりに突起があり、キールが目立ちます。
サイズは15mm

みなさまのお知恵を拝借したく思います〜。
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by motoronron | 2016-02-06 23:59 | 小平 | Comments(10)

2015 8月上旬


ryoheiさん来道の日が近づき、ご希望を伺うとワタクシにはご案内出来ない産地。

悩んでいたのですが、もーりんさんがサポートして下さることとなり実現しました。


この日の詳細な記事はまたいつか…。


午後、2本目の沢に下りてすぐ、近頃、お馴染みとなったサメの歯ゾーンそっくりの石を見つけ

割ると小さなサメの歯が2本現れました。

気を良くして、さらに細かくしてゆくと見慣れぬものが…。

断面はウニやウミユリといった棘皮動物特有の輝きが見えるのですが、

如何せん初めて出会った化石なので自信がありません。

「ん~…本で見た事がある様な…エイの尾?いゃ、お魚系じゃないですよね~。そもそも全体的にトゲトゲしているし…やっぱりウニ系?ぐぬぬ…」

と、悩んでいるところにタイミング良くryoheiさんがやってきたので質問したところ

「ノコギリウニのトゲじゃないですか」とのこと

「Σ(+∀+)それだっ!!!」さすがは化石厚生大臣ryoheiさん!!

昨年ゲッチョしたウレシー化石ランキング上位の化石となりました。


現地では、濡れてよく見えたのですが...実際はガサガサと砂をまとい分離が悪く

クリーニングには随分と時間がかかってしまいました。


45mm チューロニアン

もーりんさん、ryoheiさん、本当にありがとうございました〜(+∀+)!!








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by motoronron | 2016-02-01 23:58 | 小平 | Comments(12)
2015年 11月下旬

前回の記事で紹介したハウエリセラスです。
長径 90mm
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丸い石の端に寄って入っていました。
裏側はコザコザしていて、まだ何か入っていそうです。
眺めていると、こんなものが目にとまりました。
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「あ、このモチャッとしたカンジはっ(+∀+;)!!! みっけましたよ〜」
ちょっと、エアチーでチーチーすると現れました。
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モチャッとしたのは、歯根だったのです。
小さい上、破損しているのが残念ですが... 一応、サメの歯をゲッチョしました。
10mm
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by motoronron | 2016-01-27 20:11 | 小平 | Comments(12)
2015年 11月下旬

昨日の記事と同じ小平の川にやってきました。
夏に汗だくで辛い思いをして歩いた川は凍り始め、草はすっかり枯れて見通しが良くなりました。
霜に覆われ硬くなった岸を歩き、バリバリと音を立てながら流れを歩きます。
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「もうシーズン終盤ですから、あまり沢山の化石はないかもしれませんね(+∀+)」
「この川には随分通ったけど、今年はこれが最後だね」
「来る度に何か採れて楽しい川でしたね。横沢も全部歩けたので全貌がわかってきました」
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大量ではありませんが思ったよりもノジュールがあり、飽きることなく川を下ってゆきます。
「あ〜....半端なテキサが...」
「結構大きいのにもったいないな〜」
「それにしても、これまで、こんなにテキサを見る沢はなかったですね」
「経験不足だからじゃない」
「それは全く否定できませんが〜...(+∀+;)」
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川岸の泥岩層からノジュールを抜いた穴の奥に無数の化石が直接入っていました。
「採取は難しいですが、こういった化石は面白いですね」
「ノジュールとぴったりくっついてるのに、ノジュールになるのとならないのがあるんだね」
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「ほらほら!! つららがいっぱいあるよ!」
Ryoは面白がってハンマーで端から折ります。
落ちたつららは、ゆらゆらと順に流れて行きました。
「やっぱり、ワタクシは汗をかかない、この季節の巡検が一番好きです」
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ワタクシが小割りしている間にRyoは一人で横沢に入って行きました。
「ノジュールどんどん置いてくからね〜っ! 割っておいてよ〜!」ヤブの向こうから声がします。
「了解で〜す(+∀+)」
ゆっくり追って歩くと、所々、ノジュールがケルン状に積んであったり、
川の中にイタドリが突き刺さっていたり、ササが並べられていたり目印がありました。
Ryoは今回初めて自分専用のツルハンマーを持ってきたのですが、
まだ、うまく使うことが出来ず、殆ど丸いまま置いてありました。

「おぉ、結構良いノジュールがあるじゃないですか...」
ワタクシは遠慮なく片っ端から割って行きます。
綺麗なゴードリセラスとハウエリセラスが出てきました。
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この川はゴードリセラスが多い印象です。
意外なことに、どこでも多産するダメシテスはあまり見ません。

川縁で凍っていたテトラゴニテス
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「おや、クマの足跡ですよ。前脚の幅からすると割と大きいですね」
「この川では珍しいよね」
「まだ餌を探して歩き回っているんですね」
「何食べてんのかな?食べ物なんて全然無さそうだけど...」
「さて、暗くなってきましたし、リュックも重くなりました。帰りましょう」
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前述の様に、あまりテキサを採ったことのないワタクシたちでしたが、
この川に通う様になって、破片だけならば、よく見かける種となりました。
今回、ワタクシが拾ったコザコザノジュールからもテキサが出てきました。
風化した殻は脆く飛び散り、そうでない部分は分離が悪く
ベテランの方々の標本の様に美しく仕上げるのは無理でしたが、
それでも、Ryoさんは長い時間をかけ、根気よく作業を続け完成させました

長径 60mm
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by motoronron | 2016-01-26 19:48 | 小平 | Comments(17)
2015年 8月中旬

Vickyさん親子とご一緒した小平の沢にハンマーとツルハシを置き忘れてしまい、2日後、回収に向かいました。
ハンマーはすぐに見つかり、せっかく来たのだからと少し沢を歩くことにしました。
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豪雨の後でしたが、水量はすっかり元通り。石は随分と動いたように見えましたが、
泥を被ってしまったところも多く、残念ながら石原ばかりではありませんでした。
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あまり歩いていない横沢を上ってゆくと、バスケットボール大の亀甲石がありました。
どうせ何も入っていないだろうと思い、力一杯割ると...
大きなメヌイテスが粉々に砕け散り、思わず叫んでしまいました。
脈が入っている上、変形著しく、ものにはならないだろうと諦めました。
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ワタクシは普通種や小物を中心に集めリュックはずっしり。
Ryoは調子が悪いのか「無いっ!ないっ!!ゼンゼンナイッ!!」と不平を漏らします。

気温も湿度も高い日で、影の多い細い沢でも汗だくになってしまいました。
しゃがみこんで石を小割りしているRyoを追い越し、流れが細くなり、じき進めなくなるかな
というところで擦れたパキを見つけ、一巻き外すと美しい白殻が出てきました。
良いものかはわかりませんが、とりあえず持ち帰ることにしました。
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リュックには入りきらず、背負子に直接乗せ、重さに泣きながら歩きました。
道路までの斜面は本当に厳しく、途中何度も休みながら、
喘ぎつつ登り切り、道路に上がってしばらく倒れていました。

手前に写っているのは、上がる直前に見つけてしまった大きな鹿の角です。
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さて「なにも無かった!!なにも採れなかった!!」と文句を言っていたRyoさんですが、
実は、ワタクシがメヌイテスバラバラにした直後、やはりメヌイテスを採っていたのです。
ワタクシは知っていたのですが、本人は全く気づいていなかったそうです(笑)。

化石自体、擦れていたり変形していたりで最高の状態とは言えません。
(写真の写っていない部分が大きくスレてしまっています)
Ryoは初めてのメヌイテスクリーニングで苦労したようです。
何度も突起が飛んだり、ズレて脆くなった殻がパラパラと崩れたり...。
泣かされながらも頑張りました。 こうして、我が家の化石棚に初めてメヌイテスが並びました。

メヌイテス・ジャポニクス Menuites japonicus
サイズ 85mm
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by motoronron | 2016-01-25 21:10 | 小平 | Comments(12)

6月中旬


ワタクシ達的には相当ガンバって…。なんと11:00に小平着(+∀+;)ゴゼンチューデスヨ!!

この日、全道的に雨であるのは知っていました。目的地が工事中なのも知っていました。

でも、久しぶりに行ってみたかったのです…ミドメモ川に。


産地に着くまで雨は降らず「これは…なんとかもつのでは(+∀+;)!?」と期待するも

川に降りてすぐに雨が降り始めました。

昨年訪れた時もドロドロの濁流で、ぬかるみから足が抜けず歩くのに四苦八苦しました。

有名川の楽チンゾーン。6月半ばともなれば取り尽くされて殆ど何も残っていないでしょう。

それでも、ツヤツヤの美しいスカフィをはじめ、未知のアンモの痕跡だけでも見てみたい。

あまり期待せずに、まず下流へ向かって歩きました。


「結構、割り跡あるね~…」

「大物狙いの様ですが、あまり出てはいないみたいですね」

「ハイエナ狙いも出来ないし、コザいのも少ないな~」

「まぁ、そう言わずに、前みたいにユーボ密集とか採って下さいよ(+∀+)」

「あぁ…。あ~いうのもういらない。クリーニングめんどくさいもん」


降ったり止んだり、雲間から日が射したり、目まぐるしく天候が変わります。

ミキサー車が林道をひっきりなしに往き来します。

ミドメモ川は、ワタクシが知る限り3カ所林道が崩落しているので、

それを補修しているのでしょう。規模が大きい為、工事期間も長い様です。

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「あ、なんか出たよ。プゾかな。でも、ちょっと切れてる…」

「おぉ~(+∀+;)!!でも保存はイイ感じじゃないですか?」

思ったよりあるのかも…と、ワタクシも一生懸命河原を探しますが、

服が濡れているため少し俯いただけで蒸気でメガネが曇り視界が遮られます。

シャツの裾で拭いても水滴がつくだけで改善されません。


ようやく川縁の泥に埋もれたノジュールを発見し

覗いた部分を力一杯叩くと、カーン!!とツルハンマーが軽く跳ね返されました。

掘り出して見ると、予想より遥かに大きいノジュールでした。割れないわけです。

ふぅふぅ言いながら転がし、どうにか河原まで運びました。

化石の入っている部分は一部に寄っている様で殆どは空でした。

残念に思いながら小割りしてゆくと、プゾシアが出て来ました。

こんな良いモノが採れるとは思っていなかったので喜びも一入です。

それでも、いつもに比べると化石が少ない様に感じました。


結局、この後、Ryoは何も採れず。 川が深くなってきたので戻る事にしました。

途中、ワタクシは2カ所の露頭から、それぞれプゾシアを掘り出しました。

「いゃ~、この辺りは結構プゾがあるんですね~!!」

「………………」

「…………(+∀+;)。。。」


一旦、車に戻って着替え、今度は上流へと向かいます。

こちらは、さらに化石が薄く割る石を探すのも大変です。

コザコザもパッとせず、見つけた大ノジュールにもめぼしいものは入っておらず、

露頭からも何も出てきません…。

雨脚はどんどん強くなり、雨粒が葉を叩き森は痺れた様な音を立てて揺れます。

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「久しぶりの土砂降りですね(+∀+;)。。。」

「ダイスキノ川に通ってた頃は、雨の日も当たり前だったね」

「あの頃はどうかしていたのです(笑)」

「いつ行っても化石があったから楽しかったな~」

「ところで、Ryoさん寒くないですか?」

「全然!! 虫も来なくていい感じよ」

「ワタクシ、ウェーダーの中に雨水が溜まってきましたし、カッパを着ていないので体が重いですよ」


いつもチェックする横沢に入りました。

入口付近には比較的新しい割り跡がありましたが、しばらく進むとそれも少なくなりました。

気付くと後ろから付いて来ていると思ったRyoがいません。

少し心配になりましたが、ここはRyoもよく知る川ですから、

問題はないだろうと早足で先に進みました。


露頭を覆っていた表土が雨で流されはじめています。これは期待大。

しかし...化石に出会えません。ガッカリしながら歩いていると大きめのアンモの破片が…

「おぉ!! こんなトコにアカントの破片がっ(+∀+;)!! …って、知ってる! このアンモ去年も見たっ!」

昨年の夏から殆ど状況が変わっていない様です。

流れは見る間に泥流へと変わり、川底は全く見えなくなってしまいました。

視界はますます悪く、何度も転びそうになりながら本流へと戻りました。

遠くからRyoが石を叩く音が聞こえたので追いかけます。


「沢どうだった~?」

「ダメです。この雨が終わった後がベストなのでしょうね。Ryoさんの方は?」

「全然だね」


水量も増し、諸般の事情からこれ以上は進めないため、折り返す事にしました。

川縁には、昨年、植木鉢にしようと持ち帰った巨大プゾシアの破片がまだ残っていました。


泥の中から手頃なノジュールを掘り出すと、またしても端にプゾシアが覗いています。

下の余分な部分をガンガン叩いているとパカッと外れて、テトラが出てきて慌てました。

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先程、ワタクシが入った横沢から濁った水が勢い良く吐き出されます。


「あ、Ryoさん、それアンモですよ!!」

ミドメモ名物の巨大アンモナイトが埋まっていました。

破片だろうと思っていても、ついつい確認してみたくなるものです。二人で掘ってみました。

「あんまりスレてないのは珍しいね」

「ツヤツヤと飴色で綺麗ですね。おや、結構マルッと残ってますね」

ハンマーの長さが30cm程なので70cm以上はあります。

「持って帰れないかな?」

「え゛っ!? バラバラにすれば何とかなるのでしょうが...(+∀+;)今日は放置ということで...またの機会にしましょうよ」


「今日はプゾシアの日だったんだね」

「いつもあんなに出るスカフィとユーボはどこに行ったんでしょうね…」


暗い昼下がり、ずっと雨に濡れながら帰りました。










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by motoronron | 2015-07-15 22:22 | 小平 | Comments(12)

昨日のサメの歯化石特集には、沢山のコメントをイッパイ下さりありがとうございました(+∀+)!!!


さて...おなじみ小平ミドメモの謎アンモです。

「またぞろ、その話し~?」という声も聞こえそうですが...

今回が最後となりますので、どうか御容赦下さい(+∀+;)。

これまでの経緯


2014 8月末》

スカフィテスが沢山入ったノジュールを小割りしていると

見慣れない背中が出て来ました。最初、肋や薄さカーブの雰囲気から直感でゼランと思いました。

詳しくはコチラ(写真多めです)『ひさしびり~のミドメモ川と…謎アンモ』


違和感があったので珍しく即クリーニングしました。

ヘソが出てみると、ゼランディテスの特徴と言われる「すり鉢状のヘソ」ではなかったので

ゴードリセラスの一種なのかもと思いはじめました。


ベテランの方々にお会いする度、標本を見て頂き、

年末にはブログでも紹介し皆様から沢山の御見解を賜りました。


寄せられたのは

・ゼランディテスの一種

・ゴードリセラスの一種

・アナゴードリセラスの一種



標本を直接御覧になった、道央アンモナイト界の重鎮Yさんは早い段階で

「ゼランディテス・ミホエンシス Zelandites mihoenshisではないか?樺太のチューロニアンから産出していて、1938に松本先生が記載している。しかし、未成年殻で写真も悪い。ヘソの説明は”steep(急勾配)とある。この種が近いのでは?

と種名にまで言及されました。



2015 1月》

当時、三笠市立博物館にいらした学芸員のKHさんからは、

「気になる点は肋の細かさ、くびれの存在、側面が平たく見えることだが、全体的特徴から見てゴードリセラスの一種ではないか。チューロニアンのゴードリセラス・ヨコイイとやや似ている印象がある」

というコメントを頂戴しました。


しかし、情けないことに、ワタクシはゴードリセラス・ヨコイイなるアンモがよくわからず(+∀+;)。



2月》

Yさんが、追加情報を下さいました。

ゼランの特徴の一つとして『へその壁はlong-sloping』とある(ライト&ケネディ1984)Zelan dozeiは、アルビアン上部からセノマニアン下部。へその壁はすり鉢状。Zelan europaeは、ロングスローピングのようですが、へその壁の落ち始めはやや外側寄りで、次の巻きと階段状に見えます。完全な摺り鉢でなくてもZelanditesと言えるかもです。なお、ミホ(チューロニアン産)には、くびれ(コンストリクション)があり、もとろんさんの化石もそうです。」


なるほど(+∀+;)!!!!!

ゼランの特徴は必ずしも「すり鉢のヘソ」ではなかったのですねっ!!



2日後、三笠市立博物館学芸員の加納さんからメールを頂戴しました。

5月に北九州市立いのちのたび博物館に行くので、例のアンモを持参して学芸員の御前(みさき)さんに見てもらいましょう」

「あざーーーっす(+∀+;!!!まじんこdeあざーーーっす!!!

実は記事をアップしてすぐ、Pさんがわざわざ御前さんに問い合わせて下さったのでした。

その際、御前さんは「ゼランディテスである」と明言されていましたので、是非、見て頂きたかったのです。


ちなみに、加納さんが博物館に新しく入った学芸員の唐沢さんに予備知識無しに見せたところ

「ゴードリには見えない」と仰ったそうです。



5月末》

加納さんが謎アンモを胸に抱き(?)遠く九州へと旅立たれました

結果は如何に(+∀+;)ドキガムネムネ


数日後、帰還された加納さんから待望のメールが届きました。

「ゼーラリセラス(ワタクシと加納さんの間での呼び名)は、ゼランダイテスに決まりました。原記載のコピーも貰って来ました。詳しくはお会いした時にでも」

後日、論文や写真を見ながら、加納さんから御前さんの御説明を賜り納得。


ゼランディテス・ミホエンシス Zelandites mihoenshis

(5.3cm)


多くの方々のお知恵と時間を拝借し、また、お手を煩わせてしまいましたが、

ナニモノか分かって、ワタクシ気分スッキリハレバレ~気分です。

長い間お付き合い下さり、本当に本当にありがとうございました。


コレにて一件落着ぅ、チョチョンッ(+∀+)!!




参考

Matsumoto, T. 1938 Zelandites, a genus of Cretaceous ammonites. Contribution to the Cretaceous palaeontology of Japan 4.

Japanese Journal of Geology and Geography, vol.15, nos.3-4, pp.137-148, pl.14.


コチラにHolotypeの写真があります《東京大学総合研究博物館》









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by motoronron | 2015-07-14 22:30 | 小平 | Comments(12)
もーりんさんと学芸員Kさんから頂いた写真を追加しました〜(+∀+)!!

小平・ミドメモ川(チューロニアン)採取のスカフィテスをクリーニングをする際、
怪しげなモノに気付きました。黒丸で囲まれた部分です。
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4mmx1.5mmの小さな化石、ツブツブが並んで、一見、甲虫(ハムシ系?)の上翅に見えました。
とは言え...「悪すぎる瞳」で有名なワタクシ(+∀+;)。。。
期待ワクワク、顕微鏡を覗きました。
ぐぬぬ....(+∀+;)。。。拡大すると、何かの種子にも見えてきました。
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つづきまして、三笠・また左の沢の石をボカンと叩くと、またこんなモノが...。
大きさは2mm程度で、やはりツブツブがありますが、こちらは甲殻類系にも見えます。
偽色が発生して見辛いのでモノクロにしてみました。
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いずれも、あまり面白味の無い化石かもしれませんが、
皆様の御意見・御見解などなど賜われればコリャ幸いです〜(+∀+)!!


=============================================================

もーりんさんが似ている甲虫のお写真を。
そして、三笠博物館学芸員のK様さんが論文写真の抜粋をお送り下さいました〜(涙)!!
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八尋克郎・林 成多・北林栄一(2001)
大分県安心院盆地の鮮新統津房川層から産出した昆虫化石
琵琶湖博物館研究調査報告 第18号 51-56.
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ん〜(+∀+;)!!! とっても似てますね〜!!

もーりんさんが参照された図鑑はコチラ...
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堀 繁久(著)『探そう!ほっかいどうの虫』¥1,620

著者は、あのアルビアンさんの甲虫化石を検分して下さった北海道記念館の先生です。

もーりんさん、K様さん、おありがとうございました〜(+∀+)!!






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by motoronron | 2015-03-22 15:29 | 小平 | Comments(40)
2014.12.22UP、小平ミドメモ川で採取した謎アンモの続報です。
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ブログにアップした写真はいろいろ角度を変えてはみたのですが、
やはり微妙な部分をお伝え出来ず悩んでいました。

昨年末、三笠博物館にお邪魔した際、アンモナイトが御専門のKHさんに見て頂こうと、
KNさんに託しました。  年が明け、すぐにKNさんが御連絡を下さいました。

---------------以下、引用---------------

結果は...やはりゴードリセラスの一種らしい、とのことでした。

気になる点は、肋の細かさ、くびれの存在、側面が平たく見えること、
ですが全体的特徴から見てゴードリセラスの一種ではないかと。

チューロニアンのコードリセラス・ヨコイイとやや似ている印象がある、とのことです。
また、ゼーランダイテスではないとのことです。
それならば、もっとへそが狭くて、肩が角ばっているはず、とのことです。

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実物を御覧になったベテランの皆様も全員
「なんだか分からないけどゴードリの一種、ゼランではないと思う」との事でした。
正体不明のままで、これにて一件落着金さん感がありませんが...
ワタクシには如何ともし難いので、これにて終了〜(+∀+;)カンカンカーン。

沢山のコメントを下さった皆様、本当にありがとうございました。
普通種ばかり採取して喜んでいるワタクシ達ですから、
めったに面白そうな化石を掲載する事は出来ませんが、
またよろしくお願い申し上げますのです〜(+∀+)!!
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by motoronron | 2015-01-26 01:32 | 小平 | Comments(24)

かるぅ~く書きま~す(+∀+)。。。


8月中旬

ミドメモ川は行く度に何か採れる、お気に入りの川です。

以前は河口から5~6km先の林道崩落箇所から降りていましたが、

昨年はさらに手前が崩落、今年は工事のため、さらにさらに手前にゲート(涙)。

続いた大雨と工事の影響で川は完全に泥流と化しています。

あきらめてアプメモ川に行こう…と話していたのですが、様子だけ見る事にしました。

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前日の畑仕事で思いっきり腕をヤケドしてしまったワタクシは、

こってりと軟膏を盛り、サランラップを巻いた上からガムテープでガッチリ補強してのぞみます。

「ちょっと強く巻き過ぎたかも…。手に血が来てない様な…」

「水漏れしなくていいんじゃない?」

「そうでしょか…(+∀+;)」

ワタクシがモタモタと用意をしているうちにRyoは川を歩き始めていました。

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一気に膝まで沈み込む泥を漕いで進みます。

「うわ~…ヒドイな~足が抜けないよ~」

「水の中は見えませんが、大雨の後ですし何か転がっているかもしれませんよ(+∀+)」

「たしかに、化石はあるみたいだね」

「この様子ではあまり人も来ていないでしょう。あ、綺麗なテトラが出てきました。スカラリも入ってますよ」

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Ryoが川の中から大きめのノジュールを掘り出して来ました。

「これ、なんか入ってるみたい。割って~」

「よくこんなの見つけましたね…。化石は寄っているので半分にしましょう。おぉ~….ユーボが沢山入っています。スカラリやスカフィも見えますね。異常巻きの密集です。盆栽クリーニングにしますか(+∀+)?」

「え~…(笑)」

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スカフィが見えるノジュールを割ると、見慣れない肋が現れました。

「コレ、なんでしょ?」

「ダメじゃないの?」

「ん~。ヘソはあまり大きくなさそうですが、細肋が目立ちますね。なんとなく薄そうですし」


この後も、短い区間ながら良いノジュールを見つける事が出来ました。

折り返そうとした時、砂地に大きなプゾシアが埋まっているのを見つけました。

掘り出すと半分しかありません。

「残念。綺麗なんですけどね~。」

「この穴、カワイイね」

「…植木鉢にしますか(笑)?」

「あ、イイね~。そうしよう!じゃ、頑張って~(^ ^)」

余分な石を取り除いても相当重く、途中に置いて来た化石を回収すると一度では運べず、

ピストン輸送をしました。林道に上がると二人ともへたり込んでしまいました。

「はぁ~っ....(+∀+;)!!!疲れました~!」

「今日は重かったな~。でも思ったより沢山採れて良かったね」

「Ryoさんの異常巻きは楽しみですね」

「クリーニング大変そうだな~」

「さ、暗くなって来たので帰りますか」

「またアプメモに行けなかったね...」

「たしかに...(+∀+;)縁がないですね~」

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謎アンモをクリーニングしてみました。

5.3cm

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はじめ「これは...ゼランの一種なのですかっ(+∀+)!?」

と思ったのですが、ヘソの感じが全然違いました〜(涙)。

薄いので潰れてしまった様にも見えますが、背中に残った殻などから元々この形状の様に思います。

是非是非、皆様の御意見を御聞かせ下さいませ〜。


異常巻き密集ノジュールはRyoさんが盆栽クリーニングに挑戦しています。

残念ながら折れているものが多く、博物館に並ぶ様なレベルではないですが、

ワタクシ達的には十分嬉しい標本となりそうです。

いずれブログに掲載出来たらと思っております。








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by motoronron | 2014-12-22 16:41 | 小平 | Comments(34)