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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

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昨日の補足記事です(+∀+)。。。

より視認性を向上させるため、さらに幾つかのフィルタを試してみました。
今回は大きめのファイルサイズで詳細や数値の確認出来る様になっています。

<元にした画像>
e0290546_14111936.jpg

<エッジのポスタリゼーション>クリアなラインが得られました。
e0290546_19532220.jpg

<粒子>視認性が高くなりました。
e0290546_19532419.jpg

<ハーフトーンパターン>
個人的にオススメです。昨日のコメントでPさんがお書き下さった様に、
縫合線パターンのみを見ると目がチカチカします。
おそらく意図せず視線が泳ぐため、そう感じるのだと思われます。
横線を入れただけで視線が安定し、ラインを追いやすくなりました。
e0290546_19532779.jpg

元画像と比較すると良く分かります。
e0290546_20014881.jpg

Photoshopを使用していますので、この後、別レイヤーに縫合線を写し書く事で、
より単純な作図が出来ると思います。






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by motoronron | 2014-02-19 20:07 | その他 | Comments(22)
予定外トートツ系の記事です(+∀+;)。

昨日、アルビアンさんのブログにて美しい縫合線のフィロパキセラスが紹介されていました。
そして、fossil1129さんのコメントを読み、簡単かつ見やすく縫合線を観察出来ないかと思いました。
大きなアンモナイトであれば良いのですが、サイズが小さいと見難いですし、
一般的なカメラの接写機能では難しい事も多いと思います。
(もっとも、最近は1cmまで寄れるカメラもあるので一概には言えませんが)

3cmほどのネオフィロセラスをスキャナに直接乗せ、4800dpiで読み込みました。
フタをしないでスキャンすると背景が黒く飛ぶので、より良いかもしれません。
e0290546_13592695.jpg

Photoshopを使い、画像加工します。
心がけるのは「グラデーション排除」と「コントラストを高める」です。

<明るさ・コントラスト>
e0290546_14081122.jpg

<シャドウ・ハイライトの調整>
e0290546_14031319.jpg

<ポスタリゼーション>階調を減らします。
e0290546_14052489.jpg

<シャープ>
e0290546_14060970.jpg

<レベル補正>
e0290546_14064693.jpg

<明るさの最大値>
e0290546_14073459.jpg

白い部分を除去し、視認性を高めるためバックに色を入れてみます。
e0290546_14101555.jpg
e0290546_14103437.jpg
e0290546_14111936.jpg

こちらは、別バージョンの画像の細部です。
ラインの繊細さはありますが、もう少しコントラストが強くても良いかもしれません。
e0290546_14113265.jpg

いかがでしたでしょうか...(+∀+;)?
さらに手をかけ、余分な影などを除去すれば輪郭を自動検出する事も出来ます。
縫合線を色分けして、より見やすくするのも良いかもです。

わずか数分で出来るので、比較的簡単な方法かと思います。
Photoshopのお高い方ですと、一連の作業を記憶させることが出来るので、
次からは全自動(+∀+)!! 数秒で終わって楽チンです。

こうして、多くのサンプルを集め写真閲覧ソフトで並べて比較すると、
違いが分かり易くなると思います。
今回は思いつきでやってみたので、結果は微妙でしたが、
いつか、バージョンアップしたいと思います。

また、Photoshopを使って、ホワイトニングに近い事も試しています。





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by motoronron | 2014-02-18 14:51 | その他 | Comments(16)
数日前の午後…何となくお天気が良さそうでしたので、トートツに望来へ行く事に。
Ryoさんは今年初めての望来、助手席でチョコアイスを食べながらウキウキです。

いつもの駐車スペースはちゃんと除雪されていて一安心。
海は予想以上に風が強く、普段より軽装で来てしまったので少し寒いです。
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この日、海を訪れたのはワタクシ達だけのようです。
波が荒いので漂着物やメノウは少なめ…中身入りのカキがチラホラ…。

この季節、崖下の化石ゾーンにはノジュールがゴロゴロしていて、
ワタクシ達は「ノジュールの旬」と呼んでいます。
石の数が多いので、珍しい化石や良質の化石を採取出来ます。
しかし、波打ち際に多くたまるので、荒波だと見えているのに採れない…という事もしばしば…。
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風はさらに強まり、雪は真横に飛ばされ、雲が影を作っては過ぎて行きます。。

そろそろ化石ゾーン。
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波打ち際、やはり化石が多い様です。
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Ryoはキヌタレガイ、ネジボラ、エゾボラの入ったノジュールを採取。
e0290546_13192343.jpg
ワタクシはこんなノジュールを見つけました。
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これは魚の入ったノジュールなのです。
これまで採取した中では大きな方です。
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望来では版画の様な美しい魚化石は出てきません。
大体、この様にバラバラのパーツになり、折り重なる様に入っています。

ナクイムシの生痕化石。
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脊椎の直系は約2cm、なかなか大きな魚であった様です。
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小さなノジュールにも魚化石が入っている事があります。
e0290546_14531703.jpg

ノジュールの表面にこの様な模様が出ていたら魚化石です。
もう少し黒っぽい事もあります。
e0290546_14532030.jpg

魚化石の破片は、一見、植物化石と似ていますが、質感が植物の様に"もっさり"していません。
魚化石全般には当てはまらないかもしれませんが、望来から産出する魚化石片は
膠っぽい様にも見え、独特な透明感とツヤもあります。

いつか、誰が見ても魚と分かる化石を採取してみたいものです(+∀+)...。

ブログのバージョンを新しくすると写真の枚数が増やせそうだったので、
今回は試しに多めに掲載してみました。





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by motoronron | 2014-02-08 15:29 | 石狩 | Comments(30)