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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

小平・北のダイスキノ川では白亜紀のアサヒガニが沢山採取できます。
また、ワタクシたちが知っている他のカニ産地よりも、やや大型が得られるようです。

今回の特に大きい訳ではありませんが、殻が残っているのが珍しいと思い掲載します。
ワタクシが知っているアサヒガニの化石は白っぽいイメージです。
そして、小型のものは突起が短く、鈍角であると思っていました。
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甲の大部分を占める白い部分がワタクシのよく知るアサヒガニの状態、
そして、下の方に、わずかに残った、こげ茶色の部分が殻です。
カニらしいツブツブもハッキリと確認できます
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これまでワタクシが採取してきたアサヒガニの多くは殻が残っておらず、
殻の裏側の形状ばかりを見ていたのです。だから突起は鈍角に見え、
本来の殻の特徴も確認出来なかったのでした。

残念ながら、クリーニング終盤で突起の先を飛ばしてしまいました。
粉になって吹き飛び、修復は不可能でした。実際はもう少し長いものです。

28mm
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# by motoronron | 2016-03-09 23:59 | 小平 | Comments(8)
2015年7月上旬

驚愕にナイナイのアッシーベッシーにて、どうにか採取した化石のひとつです。
採取当時、アルビアンさんが「プリオノカイクロセラスですよ(^o^)」と教えてくださいました。
あれから8ヶ月...割れを接着し、放置しておりましたが
現在、自転車操業キコキコ中につき、急遽クリーニングしてみました。
結果、変形や欠け著しく、あまり良い標本とは
言えませんけれど、初めて採取した種です。
手持ちの図鑑や資料、ネット検索してみたのですが、ピンとくるものが無く種名がわかりません。
ご存知の方がいらっしゃいましたらご教示くださいませ〜(涙)。
産地はコニアシアン、アナゴードリセラス・リマタムの上に乗っています。


50mm
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# by motoronron | 2016-03-08 23:59 | 芦別 | Comments(10)
昨夏、来道されたryoheiさん、もーりんさん、Nとーさんのお供で歩いた
小平・太陽の沢で採取しました。

あまり珍しいものではないかもしれませんが、
注目されることも少ないと思い掲載してみます。
生痕化石は主が残る事が無く、謎が多いのが残念ですが、
形状は多様でとても面白いと思います。

ワタクシが採取した中で最もユニークと思ったのは
当別・青山地区のものでした。

道立図書館にて初めて化石の資料を複写して貰ったのが
生痕化石に関するものであったのを思い出しました(笑)。
化石を始めたばかりの頃、何故、その資料にはまったのか...?

小平・チューロニアン
ゴカイ類の生痕化石(暫定)
20mm
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# by motoronron | 2016-03-07 23:59 | 小平 | Comments(10)
サントニアン〜カンパニアンで多産するポリプチコセラス。
密集したもの、太いもの、長いもの...とにかく沢山出てきますが、
細長くクリップのような形状のためか、
破損している場合がほとんどで
ターン数の多いものは極々少ない様に感じています。
ワタクシレベルですと2ターンしていれば"良い標本"と感じます。

昨秋、北のダイスキノ川で採取したポリプチコセラスは、初めての4ターンでした。
相変わらず採取方法が乱暴なため、太いターン部分が折れてしまいましたが、
初期殻は崩れ去らずに、なんとか残ってくれました。
1mmほどの極細の初期殻は結晶化しており美しいです。
最初期の部分は太い殻の下に潜り込んでしまっています。

120mm
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# by motoronron | 2016-03-06 23:59 | 小平 | Comments(12)
小平・北のダイスキノ川では、白亜紀サントニアン〜カンパニアン、
そして新第三紀・築別層の化石が採取できます。
白亜紀の化石産地として大変有名な沢ですが
ほとんどの方は第三紀の化石に触れないので
ワタクシにとっては大変都合が良いのです。

写真はイガイの一種と思われます。
築別層の説明において、Mytilus sp.と紹介されているのがこの種なのかは不明です。
イガイの仲間としては放射肋が特長的だと感じています。ヒバリガイの一種でしょうか。

52mm
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# by motoronron | 2016-03-05 23:59 | 小平 | Comments(6)
先日、スキスキノ川のルシノマの仲間(Myrtea)を御紹介しましたが、
今回は、中川のサントニアン産のMyrteaの一種(おそらくきっとたぶんそーだったらいーなー)です。
現在、M.ezoensisなのか、M.angularisなのか...悩んでおりますが、引き続き調べたいと思います。
息の長い種類の貝の様ですから、各時代でどの様な種類が産出し、
どの様な差異があるのか興味があります。

殻長18mm
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# by motoronron | 2016-03-04 23:59 | 道北 | Comments(6)
E別ナンチャラ林道沿いの露頭ではメタプラセンチセラス・サブチリストリアータムが多産することで有名です。
もちろん、他にも色々なアンモナイトが産出します。
遠地なので、ワタクシはあまり訪れたことはありませんが
それでもメタプラ以外のアンモを幾つか採取しました。そのひとつが下のアンモです...。

当時は「プゾみたいの出てきた〜(+∀+)」と思ったのですが、
久しぶりにコンテナを覗くと、なんとなくキャナドにも見えました。
この時代のアンモは全く詳しくないので、いつも以上に自信がありません(+∀+;)。

ブログネタのため、先ほどクリーニングしてみると
肋上、ヘソ寄りに突起があり、これが特徴のひとつと思いました。
横井図鑑ではメソプゾシア・デンシコスタータにも見えますし...
もーりんさん図鑑のキャナドセラス・マルチコスタータムにもよく似て見えますが、いかがでしょうか?

もーりんさんの過去のブログ記事では
「ヘソ周りに突起があるのはキャナド」とありましたので、
ワタクシたち的にはキャナドだと推測していますが
もちろん、まったく違う種かもしれません(苦笑)。

毎度ながら、皆様のアドバイスを頂戴したく思います(涙)。

33mm
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# by motoronron | 2016-03-03 23:59 | 道北 | Comments(22)
新生代の化石採取でよく出てくるのがツリテラ。
古くからいるようなのですが白亜紀の産地では殆ど見かけません。
ワタクシたちが初めて採取したのは当別町青山地区の当別層から。
スッと長く美しいフォルムに魅了され、化石を始めたばかりだったので、
破片でもなんでも持ち帰りました。
それでも産地がダムの底となった今では貴重な化石です。

当別層の地層から直接採取する貝は概して風化し脆く
状態の良いものはあまり得られません。
Ryoさんも「ツリテラというのは溶けるものだと思っていた」と話しています。

今回紹介するツリテラは、以前ブログ記事にも書いた沢のものです。
vickyさんχくん親子、じゅりあさんとMacrowavecatさんとご一緒させて頂いたこともあります。
昨年はじゅりあさんの御案内でapogon2さんMacrowavecatさんも採取されました。

この沢もツリテラは地層から直接産出しますが、密集し、数も多く、殻の保存は大変良好です。
ワタクシはここで初めて、しっかりした殻の "長い"ツリテラを採取することが出来ました。
産地が消滅する前にもう一度訪れてみたいものです。

82mm
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# by motoronron | 2016-03-02 23:59 | もろもろ産地 | Comments(14)