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化石のはなし

motoron.exblog.jp

北海道で化石採取をしている motoron と Ryoのブログです。

5年ほど前、とある作業現場の入口付近に置かれていた巻貝のブロックです。
近くには巨大なノジュールも集められていました。
当別の巻貝密集ブロック_e0290546_01561863.jpg
密集具合とボリュームがなんとも壮観で、このままドーンとお庭に置いてみたいですね(+∀+)。
当別層だと思うのですが、これまで他の場所でこのような密集は見たことがありません。
断面でもわかる通り、貝が含まれるのは極薄い層のようです。
いつか、土木会社にお願いして採取してみたい気もしますが、もう無くなっているかもしれません...。
当別の巻貝密集ブロック_e0290546_01562115.jpg







# by motoronron | 2020-07-07 23:58 | 当別 | Comments(2)
あー、暑くなってまいりました(+∀+;)。
体質的に菌に近いワタクシ的は、もー限界です。滅菌消毒されそうです。

本日ご紹介するのは、夕張・ダイスキノ川、サントニアンの昆虫化石です。
先日、箱の中をゴソゴソ探っていたら出てきました。
いつ採取したのか覚えていないのですが、当時も気付いてはいたようで、黒マジックで雑に丸っと囲んでありました。
再発見?白亜紀・昆虫化石_e0290546_14353273.jpg
再発見?白亜紀・昆虫化石_e0290546_14353609.jpg
以前、ご紹介した昆虫化石は、小平・ミドメモ川、チューロニアンのものでした。
再発見?白亜紀・昆虫化石_e0290546_14361307.jpg
似ている気もしますが、ツブツブの並び方や表面の感じは少し違うかもですね。
今回のものは残念ながら半分にちょん切れ、あまり保存が良くないのですが、表面のツヤツヤ光沢はよく残っています。

きっと、コザコザ系ノジュールの中には、このような化石が沢山含まれているのでしょうね...。
運良く、その面で出なければ気づかないですし、断面では絶対にわかりません。
他の昆虫の化石も気になってきますね(+∀+)!!





# by motoronron | 2020-07-06 14:38 | 夕張 | Comments(2)
いゃは~、世の中、新コロ騒ぎでいろいろありますね(+∀+)。。。
ただでさえ引きこもりがちのワタクシは、いつも以上にアルコール摂取量が増えちゃって困っちゃいますね。
「もとろんがアルコール消毒された」とか「夜に飲むものがなくて消毒用アルコールを飲んで逝った」という説も流れているそうなので、お久しびりにブロゲリってみます。

我が相棒Ryoさんは3月に出張に出た後、次々とお仕事キャンセルの憂き目に。おまけに飛行機の都合もつかず、もーめんどいと、そのまま九州のご実家暮らしに突入し、畑仕事の合間にDIYしたり、甥っ子ちゃんとザリガニを捕ったり…長期休暇を満喫(^ ^)v。先日、やっとお仕事が再開しましたが、いつ帰宅するかは不明です。こんなことで半年近く離れ離れ生活になるとは思いもよりませんでした。

本日ご紹介するのは、4月上旬に歩いた当別青山地区の未踏産地・親分さんの沢。
当別ダムの誕生でイイ感じだった産地は全てアクセスが難しくなったり水没したりで、すっかり青山から足が遠のいていました。
再び「ココは気軽に来れるし、化石も沢山だし楽しいね(^ ^)人(+∀+)!!」
…そんな産地を見つけたいのですが、正直、めちゃんこ厳しいのが現実です。

スタート時刻はヤル気満々の15:30(笑)小雨そぼ降る薄暗い夕方です。
お目当ての地点まで林道をちょっと歩きます。崩れた法面の下に枯葉に隠れて、いかにも当別層らしいノジュールがひとつ落ちていました。
見上げた法面には小さなノジュールがいくつか刺さっていたので、端から順に引っこ抜いてチェックしてゆくも、どれもハズレ…くぅ(涙)。
当別・親分さんの沢・下見_e0290546_00403155.jpeg
最後の一個を抜くと…えっ、奥に誰かいるΣ(+∀+;)!!??
よくよく見るとミツバチの女王様が越冬していたのでした。
ジッとこちらを伺っています。石はピッタリと嵌っていて大した隙間もなかったはずなのに、どうやってこの奥に入ったのか。
石を戻すとぷっちゅり潰してしまいそうだったので、申し訳なく思いつつもそのままにしておきました。
当別・親分さんの沢・下見_e0290546_00403440.jpeg
ゲボー(+∀+;)大した距離じゃないのにアップダウンあるから疲れちゃうな~。時期的にイイ感じの山菜もないし…。
運動不足のヘタレラッコのワタクシは早くもダウン気味。

途中、細い枝沢に降りてみました。大小ノジュールはあるのですが化石は無し。おまけにドロドロ系の沢で、深みにはまる度、長靴の中に冷えっ冷えのスライム泥がニュルリと入ってきます。泥から足を抜きながら進むので体力の消耗が激しいです。林道まであと少しというところで、長靴と靴下を一緒に奪われ、素足の一歩を踏み出してしまい、情けない悲鳴をあげました。罠だ!これは何かの罠だ!! もー、ワタクシはこんなところで一体何をしているのか…(+∀+;)。
当別・親分さんの沢・下見_e0290546_00402784.jpeg
当別ダム関連工事で作られた新しい大きな橋が見えてきました。
橋の向こうに見えるのは当別層の露頭に違いありません。橋の下に見えているのも同様です。沢までかなりの落差があるので化石の有無はわかりませんが、かなりの急斜面で、今日はとても降りる気になりません。
当別・親分さんの沢・下見_e0290546_00403830.jpeg
大露頭の下にやってきました。うひょひょひょひょ(+∀+)。
ノジュールがいっぱい落ちてるではないですか。うひょひょひょ。
とはいえ、当別ノジュールは大変硬いので、小さめのツルハンではメロンサイズを割るのが精一杯。スイカサイズは諦めるしかありません。
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汗だくで片っ端から割ったのに、入っていたのは、数mmの貝の破片やわずかな植物片ばかり。まともな化石は無い系でした。
ヘトヘトになって割ったノジュールの山に腰をかけて露頭を眺めていると
「あ。。。貝殻の抜け痕?いゃ、もしかして、フジツボ系?」
当別・親分さんの沢・下見_e0290546_00404423.jpeg
どこかに密集や本体があるかと探しましたが、全く見つけられませんでした。
かなり気分は萎え萎えだったのですが、ここには二度と来ることはないかもしれないと思い、もう少し先までチェックすることにしました。
当別・親分さんの沢・下見_e0290546_00404797.jpeg
当別・親分さんの沢・下見_e0290546_00405163.jpeg

深い沢へと流れてゆく雪解け水の音や、山間に響き渡る機銃掃射のようなクマゲラのドラミングを聞きながら、山陰の林道の分厚い残雪の上をダラダラと歩き、先ほどの露頭がある山の裏手まで来ました。ここまで全く化石とは出会えませんでしたが、やっと化石らしい化石を発見!!
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大型オウナガイの密集ゾーンです。かつて、この場所にメタン湧水などがあったのでしょう。当別層から産出するオウナガイは、望来層のものに比べ大型であることが多い印象があります。この化石はガチガチの岩の中にありガチな採取はガチ無理でした。
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しばらく行くと、モサモサした露頭に大きなフジツボ化石を発見!!
表は殻が取れてしまっていますが、裏側は残っていそうです。もー、これで今日は満足(+∀+)。。。
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少し気分も晴れ、足取りも軽くなります。次の露頭では、またまた大きめのオウナガイが出てきましたが、これが最後の化石でした。とうとう稜線に辿りついてしまったので引き返します。
残念ながら、このあたりは全体的に化石が少ない感じです。
当別・親分さんの沢・下見_e0290546_00410601.jpeg
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辺りはいよいよ暗くなり、おまけに林道のぬかるみに、来る時にはなかった熊さんの足跡を見つけてしまい「熊こわっ(+∀+;)!!ちょーくまコワコワっ!!!」
と、濡れた長靴をギュポンギュポンさせて泣きながら早足で戻りました。

そんなわけで、なかなか成果が上がらない下見を続けております(+∀+;)。。。







# by motoronron | 2020-07-05 00:48 | 当別 | Comments(0)
北海道のアンモナイト
チューロニアン編
開催中
7月12日まで


うひょひょひょひょ(+∀+)!!
今年もこの季節がやってまいりましたよ。
大好評すぎる企画展「北海道のアンモナイト」今回は、チューロニアン編!!

もー、言わずもがな系のヤバすぎるアンモナイトがドッチャリコ!!!
希少な化石もドッチャリコなので、なんだか多産種にしか思えません。
チューロニアンでレアなのは、ネオフィロとかトラゴデスモみたいですよ(+∀+)!!

400点以上の化石標本がケースにギュウギュウ詰められて並び、満腹保証付き。
もちろん、図録も作りますが、やっぱし写真ですからね〜。。。現物の迫力をぜひ体験してほし〜です。
きっと、発見も多いことと思います。
GWまで開催していますからね。何度でも毎日でも足をお運びくださいませ〜。

学芸員Kさんが作成して下さったポスター
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搬入時に撮影した、確認用リスト画像。もー、なんだかゴイスな感じ。
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皆様、真剣にご覧になっています。
なんとなく、さくらっぽいのは完全に気のせいです(+∀+)。。。
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博物館のHPで準備の様子などが、3回に渡って紹介されました。





ところで、今回のポスターには、ちょっぴり秘密が隠されているのです。このあたりにご注目ください...。
チューロニアン展・開催中_e0290546_17023090.png
何か見えてきましたか??
パンダに見えたアナタは、ちょっと疲れ気味。
リンゴが見えたアナタは、お肌の曲がり角。
お花畑が見えたアナタは、今すぐ病院へ。
少女の霊が見えたアナタ、今すぐTV局へ投稿しよう。
いきなり○○ーキの看板が見えたアナタ、起業は時期尚早。
チューロニアン展・開催中_e0290546_17023419.png
これは、チューロニアンの語源となった、フランスの街トゥール(Tours)の紋章なのです。
古代ローマ時代、このあたりは「トゥロネンシス(Turonensis)」と呼ばれていたそうです。wikiwikiしらべ。
チューロニアン展・開催中_e0290546_17023889.png
こんな、学芸員Kさんの遊び心あふれる仕掛けが隠されていたのでした〜。

絶対にご満足いただけること間違いなし!!
超絶的によろしくお願いいたします〜(+∀+)!!!






# by motoronron | 2020-02-08 17:13 | その他 | Comments(6)

大変超絶系にお待たせしておりました…が(+∀+)


11月13日(水)

「北海道のアンモナイト」

セノマニアン編

ド〜ン!!!!!!!!!!!!!!

と、到着の予定です!!


やっと出来ましたね~…うんうん…やっと出来た(涙)。

まもなく到着〜(+∀+)!!!_e0290546_22282879.png


これまでの図録がサンドイッチ用のパンならば今回は厚切りトースト。さらにバターとハチミツをドボドボ状態ですから、お腹いっぱい心ゆくまでセノマニアンのアンモをお楽しみ頂けます。ぜひ胃腸薬をご用意してから本を開いてください。


これから、皆様宛に「ご注文内容の確認」と「振込先」のお知らせメールをお送りしますので、よろしくお願いいたします。

多めにお振込下さっても結構なのですが、必ずメールで「釣りなんざぁ~いらねぇよ(^ ^)!! あんた蝦夷っ子だってねぇ、喰いねぇ、寿司喰いねぇ!!」とご一報下さい。少なめのお振込はマジんこでご勘弁下さい(+∀+;))))。。。


会員様の中には当日中に手にされる方もいらはるかと思います。

道外の方でも運が良ければ翌14日にゲット出来るかもしれません。

1秒でも早く皆様の元へお届け出来るよう発送の準備を整えております。


おったのしみに~(+∀+)!!!







# by motoronron | 2019-11-10 22:35 | その他 | Comments(6)

みなさま…(+∀+)明日は31日ですよ。


10月31日といえば…アレですよアレ。

500年前、ルターが免罪符にブチ切れてポスター貼りまくった記念日!!

いやいや…43年前、ビクターからVHSが発売された記念日でしょう!!

そういう向きもあろうが、誰がなんと言おうと82年前、つげ義春大先生がお生まれになった日でしょうが!!

そんなバカな事ばかり言っているとメメクラゲに刺されますよ(+∀+)。
やっぱし、待ちに待ったハロウィンですよね〜!!
明日は、無法千万!!悪逆無道!!どんなイタズラをしても怒られない日。
とりま軽トラ見つけたら転がさないとね(+∀+)!!的な輩が街に溢れてるんですよね。

かくいうワタクシもですね。オレンジかぼちゃを頂いたので
ハロウィン気分で”ジャック・オー・ランタン”を作ってみましたよ。
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いたいけなカボちゃんの朱色の柔肌に躊躇なく包丁をグッサーーーーッ!!!!突き刺し、返す刀で左目をブッスーーーッ!!!!エグり取る!!! 力なく開いた口から臓腑を引き摺り出しては三角コーナーに投げ捨てるという残虐ぶり。あぁ、稀代の極悪人ジャック・オー・モトランタン。つい今しがたまで平穏だったキッチンは見る間に酸鼻極める地獄絵図…とかなんとか、そんな感じで、あっという間に完成しました〜(+∀+)ふぅ。
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庭に大量に生えてくるベニテングタケを引きちぎり脳天にぶっ刺す極悪非道ぶり。
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あ…話は冒頭に戻りますが
化石ファンの皆様にとって、10月31日といったらコチラですよね!!
図録「北海道のアンモナイト」セノマニアン編の予約締め切り日です。

# by motoronron | 2019-10-30 23:32 | その他 | Comments(0)

写真撮影のお話が続きます〜(+∀+)。


今回の図録から、いくつかの小型標本の撮影に「被写界深度合成」を用いています。

被写体の手前から奥までを段階的に撮影して、よくピントの合っている部分だけ合成してシャープな画像を得る技です。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02165971.jpg

「どうせ、印刷したら画質落ちるんだから、そんなにこだわらなくても〜…」という向きもあるかと思いますが、やっぱし元の画像が鮮明だと違いますし、何より、小型標本を大きく鮮明な画像で掲載出来るというメリットがあります。


近年、フォーカスブラケット撮影(カメラが自動でピント位置を動かしながら撮影する)出来るカメラも発売され、すっかりポピュラーになった「被写界深度合成」ですが、ご存知ない方のために超テキトーにご紹介します。


本来、ピントが合うのは、あるひとつの面だけですが、その前後にも「ピントが合っているように見える」範囲があり、これを「被写界深度」と呼びます。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02074381.jpg

この範囲から外れる程ボケます。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02080280.jpg

カメラのレンズには、入ってくる光量を調節する「絞り」という動物の瞳孔にあたる機構があります。

この「絞り」の開き具合で、光量だけでなく「被写界深度」の深さをコントロールする事が出来ます。


絞れば絞るほど…手前から奥までピントが合ってくるのがわかります。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02081744.jpg

「あれ?絞れば手前から奥までピント合うなら、ナンチャラ合成とかメンドーな事しなくても…」と思われるかもしれません。

しかし、メチャ寄り撮影する接写の場合、どんなに絞っても、あまり被写界深度は稼げません(涙)。


こちらは、2cm弱のメヌプシさんをf22まで絞りきって撮影した画像。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02123322.jpg

ブログの小さな画像では、一見、よくわからないかもしれませんが、手前とヘソの中や奥の方では、かなり違います。奥の方はボケすぎて、とても拡大掲載など出来ません。

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ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02142419.jpg

また、絞りまくる事で別な問題が生じます。俗に「小絞りボケ」と呼ばれる回折現象です。

波の性質も持つ光は、絞り羽根の裏側にも回り込んで来ます。

絞りが開き気味で、たくさん光がある時は、回り込む光の影響も大したことないのですが、メチャ絞りすると、入ってくる光量が少ないため、回り込んで来た悪い光に邪魔され、ボンヤリした画像になってしまいます。これは、カメラ内部で起こる光学的な物理現象で、被写体の大きさに関係なく生じる問題です。


ニャンコの口元

f2.8の方がピントの合う範囲は狭いですが、ピントを合わせた部分の画質はシャープです。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02153679.jpg

f22の方は、耳までピントが合っていますが、全体的にヌンメリとした画質です。

撮影したカメラには回折補正の機能があるのですが、補正はあくまで補正。やはり差は出ます。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02154183.jpg


「接写はピントの合う範囲が狭いなぁ…(+∀+)」

「出来るだけピントの合う範囲は広げたいっ(+∀+)!」

「あ、でも、めちゃ絞りしたら、ボンヤリしちゃった(+∀+;)....。」


…そこで「被写界深度合成」というナイスすぎる技の登場です。


デジタル時代になって、この技術が登場する以前、手前から奥までバッキバキにクリアでシャープな写真を撮影するのは不可能だったのではないでしょうか?


画質に影響が無い程度まで絞り、ピント位置を変えながら、いっぱい撮影します。

何枚必要か?は、被写体の厚み・レンズの焦点距離・絞り値・被写体までの距離などから計算し、おおよその枚数を割り出し参考としています。


ワタクシのカメラには自動的にピント位置を変えながら撮影する、フォーカスブラケット機能が無いため、こんな感じの道具(安物)を使っています。ネジをネジネジするとカメラがちょっとずつ移動します。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02510767.jpg

これをチョイと回してはカシャ…チョイと回してはカシャ…を繰り返します。


最も手前にピントの来ているここから....

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02553088.jpg

一番奥にピントのあるここまで何十枚か撮影してゆきます。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02554419.jpg

こうして撮影した数十枚の画像をソフトの中でバーーーッ!!と重ねてザーーーッと画像処理して、1枚の画像を作ります。
ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02215688.jpg

等高線的にピントの合っているところが選択されているのがわかります。

ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02215839.jpg

必要な部分にバッチリとピントの合った画像が完成しました(+∀+)!!
これなら、殻の外周もクリアなので、切り抜くことも出来ますね。
ちっさい標本の撮影・被写界深度合成_e0290546_02361491.jpg

作業自体は、ほぼ機械任せですが、枚数によっては処理に数十分かかるため、

待っている間に寝落ちたり、お酒が進みすぎて寝落ちたり、待ちきれなくてフツーに寝たり、眠気に勝とうと、ついつい夜食を食べちゃったり...と、大変根気と忍耐のいる作業です。

合成画像が完成した後は、他の標本と同様の編集作業をします。



(注)本格的な「被写界深度合成」をされている方は、こんなテキトーな撮影はしていません(笑)。あくまで、もとろんレベルのナンチャッテ話です。

誤解を与える表現や解説がありましたら、こっそりと、ワタクシにも分かるよう噛み砕いてお教えください(+∀+;)。ソッコーで謝罪&雑な修正をいたします。

また、次回の図録で、この技法を使っていなかったら「あぁ...あんまり効果なかったんだな...(^ ^)pgr」と、ひっそり憐れんで下さい(涙)。




# by motoronron | 2019-10-19 03:00 | Comments(6)
図録を作成するにあたって、一番大切なのは…そう、写真!
図録編集・オケケを刈り取りますの巻_e0290546_20155769.jpg
図録編集・オケケを刈り取りますの巻_e0290546_20155360.jpg

我がボランティアの会には、apogonさんともーりんさんというガチの写真スペシャリスト様がいらはるため、
撮影助手のワタクシは巨大タンカーのVIP客よろしく船倉の片隅で惰眠を貪れます。
図録編集・オケケを刈り取りますの巻_e0290546_00453024.jpeg
眠ることに飽きたら展示会場に這い出、天井で回り続ける巨大なサーキュレーターの生ぬるい風を頬に感じながら、
照明の明るい光に目を細めてアンニュイな表情を作り、インスタントラーメンをすすりつつ、
気まぐれに必要の無い注文をつけては、お二人に却下されたりしてみます。

博物館から3時のオヤツもしっかり頂き、満腹になった頃、お二方から託された画像データをポッケに捻じ込み、
黄昏の農道を泥の国から来たポルシェと呼ばれている愛車トヨタカローラを飛ばして帰宅します。

夜が更け、集中力が最も高まる頃。おもむろにMacの電源ボタンを押し、
USBメモリを差し込み、大量の画像データを吸い上げます。
吸い上げてます。吸い続けてます。吸い上げてますね。もーちょっとかかりそうですか?まだ吸引中なのですか?

「おぉ…ぉ(+∀+;)??お、多いですね…」

お二方の写魂と化石愛が、美しいアンモのあらゆる姿態や僅かな表情の変化も逃すまいとシャッターを切らせたのでしょう。
加えて、時折、ワタクシも追加で撮影したりするため、最終的には膨大な枚数の画像が用意されます。

「んーぁ(+∀+)。どれが良いかわかりません。どれも良い。A152303.jpgとA152302.jpgは似ている。マナカナ以上によく似てるから選べない...キープしよう。んー。こっちは、角野卓造さんと近藤春菜さんくらい似ているので、やっぱりキープ...」

数時間後...

「結局、キープが多すぎて、また選択作業か…(+∀+;)なーんか、疲れちゃったね。寝ちゃお寝ちゃお!!そーしよう」

こんな日々を悶々と繰り返してみたりする訳ですが、愚公山を移す…いつしか終わる日もやってきます。

「さて、今日から、画像編集をしますよ(+∀+)まずは…ワタクシが激マクロ撮影した、この写真からだっ!」
「ぼぇ~っ!!!ハズレを引いてしまった。最初がこれでは出鼻を挫かれる」

チョイスした化石はホコリをまとっていました。
撮影時にも出来るだけ丁寧に除去するのですが、化石の補修時についてしまったものは取れず、
接着剤の種類によっては、粘着力がずっと残ってホコリを大募集。
でも、力任せにゴシゴシ擦ってして化石を破損してしまっては大変です。

コチラは一例ですが…なかなか毛深いです。
図録編集・オケケを刈り取りますの巻_e0290546_00104399.jpg
図録編集・オケケを刈り取りますの巻_e0290546_00112066.jpg
「さすがベテラン様が飼っておられるアンモ様…長い年月生き延びて蓑亀の如く長い毛がモッサリ生えておる。こりゃ吉報だわい(+∀+)。」

画像を拡大し、泣きながら、一本ずつオケケを剃毛(修正)してゆきます。
小さなアンモですが、ここまで拡大すれば、猫の額だって草千里(涙)。

この作業は、ただホコリが目立たなくなれば良い、というものではありません。
殻の表面に残された特徴や肋のラインが変わってしまっては困るので、
面倒ではありますが、ソフト任せでホコリを消すことは出来ないのです。
小型~中型標本ほど、アップでの撮影となるため、どうしてもホコリが目立っちゃいますね。
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一部、消してみました。
図録編集・オケケを刈り取りますの巻_e0290546_00115944.png
うん。だいぶイイ感じ(+∀+)?
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「…まだまだかかりそうだから(+∀+)とりあえずコンビニでお酒買ってこよーっと」


そんなこんなで、今日も、もとろんの夜は長いのでした...。
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# by motoronron | 2019-10-17 00:55 | その他 | Comments(6)